切開リフト(フェイスリフト)はメリットよりデメリットが多い?失敗パターンを解説
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たるみやしわを改善して若々しい顔を手に入れられる切開リフト。メリットが大きいことはわかっていても、デメリットによる日常生活への影響や、失敗パターンも気になるところですよね。 施術を受けてから後悔しないためには、切開リフトにはどんなデメリットがあるのかを知ることが大切です。そのうえで、なるべくデメリットが少ない施術をしてくれるクリニックを選びましょう。 切開リフトのデメリットや失敗パターン、ドクターミナガワ渋谷整形の切開リフトの特徴を紹介していきます。
フェイスリフトの種類と違い
フェイスリフトには手術をともなう「切開リフト(切るフェイスリフト)」と、手術をしない「切らないフェイスリフト」があります。 切らないフェイスリフトでは
- ヒアルロン酸注射
- ボトックス注射
- ラジオ波(RF)
- 超音波(HIFU)
- 糸リフト
といったものが代表的です。 切開リフトを検討されている方のなかには、糸リフトにしようか迷っている方が多いのではないでしょうか。まずは、切開リフトと糸リフトの違いについて説明します。
切開リフト(切るフェイスリフト)
こめかみや耳周辺を切開して皮膚を剥がし、皮膚の下にある表在性筋膜(SMAS)を引き上げる方法です。顔のたるみは皮膚だけでなくSMASのたるみによっても生じます。切開リフトは、SMASを引き上げることで効果的なリフトアップが期待できるフェイスリフトです。
糸リフト(切らないフェイスリフト)
コグという棘のようなものがついた糸を、細い特殊な針で皮下組織へ挿入して組織へ引っ掛けることで皮膚を土台から持ち上げる方法です。コグによる刺激で周辺組織の細胞が活性化し、コラーゲンやエラスチンの生成が促進されるため、リフトアップだけでなくお肌のハリや潤いアップも期待できるフェイスリフトです。
切開リフトのメリット
切開リフトのメリットは、効果を実感しやすいことと、持続期間が長い期間にわたることです。 切開リフトを一度受けると、効果は5~10年ほど持続します。注射によるリフトアップは半年から1年ほど、糸リフトでも数ヶ月から長くて3年ほどなので、切らないフェイスリフトのように比較的短いスパンで施術を繰り返す必要はありません。 施術部位によっては、頬のたるみだけでなく、フェイスラインをすっきりさせることや、口元や目元や首のシワの改善まで期待できます。お顔や首まわり全体のエイジングサインに悩んでいる方も、お顔や首元ふくめトータル的に若々しく改善でき、表情にも自信がもてるようになるでしょう。
切開リフトのデメリット
手術をともなう切開リフト。ダウンタイムや経過によっては、日常生活へ支障が出るかもしれないと不安な方も多いでしょう。ここからは、切開リフトのデメリットについて解説します
腫れやむくみ
切開リフトでは手術をともなうため、施術後は麻酔や炎症による腫れやむくみがおこります。一般的な経過としては、手術当日から2~3日目の腫れやむくみがひどく、4日くらい経つと少しずつおさまってきます。腫れやむくみがおさまるまで2週間程度かかると考えておきましょう。
内出血
切開リフトでは、皮膚を切開することで血管にダメージが加わり、内出血がおこります。通常、時間の経過とともに内出血はおさまっていきます。切開リフト施術後1週間程度の抜糸を行なうころには、内出血もおちついていることがほとんどです。 ただし、内出血がおさまるスピードには個人差があるため、もう少し長びくかもしれないという心づもりはしておいたほうがよいでしょう。
包帯圧迫が必要な場合もある
クリニックによっては、切開リフトの手術後数日から1週間ほど包帯で圧迫します。顔の側面をすっぽり覆うように圧迫するため、大げさな見た目になりやすく、包帯圧迫したまま仕事へ行くのが難しい場合も少なくないでしょう。
ダウンタイムが長め
腫れ、むくみ、内出血といった症状が起こる期間をダウンタイムといいます。また、包帯圧迫をしている期間も、日常生活に支障があることを考えるとダウンタイムといってよいでしょう。 切開リフト施術後、1週間程度で包帯圧迫は取れ、2週間程度で腫れやむくみや内出血も落ち着いてくるのが一般的な経過です。2週間ほど仕事の休みを取るのが難しい方にとっては、ダウンタイムの長さがネックになるかもしれません。
麻酔のリスクが生じる
切開リフトでは、麻酔が必須です。全身麻酔または局所麻酔でおこないます。麻酔の種類はクリニックや手術の規模によって異なりますが、高度低血圧症や高度低酸素血症といったリスクもあります。医師による徹底した管理下で使用されますが、リスクについてはよく確認しておきましょう。
手術時間が長め
切開リフトの手術時間は、施術する範囲にもよりますが、だいたい3時間程度です。長いと5時間程度要します。また、全身麻酔を使用した場合は1日ほど入院が必要になる場合もあります。 切らないフェイスリフトのように「クリニックへさっと行って施術を受けてくる」という気軽な感覚では難しいかもしれません。
永続的な効果はない
切開リフトは、切らないフェイスリフトよりも効果が長続きします。しかし、半永久的な効果はありません。施術から年齢を重ねるとともに、効果は少しずつ薄れてきます。ただし、再度切開リフトを受けて若々しさを取り戻すことは可能です。
価格が高め
ヒアルロン酸注射などの切らないフェイスリフトに比べると、切開リフトの価格は高めです。施術範囲や内容にもよりますが、数十万円単位の金額になるため「お小遣いで気軽に」というわけにはいかず「一括で用意するのが難しい」という方も多いでしょう。医療ローンを使って施術を受ける方法もあります。
切開リフトの失敗パターン
時間とお金を使って切開リフトを受けるのに、失敗だけは避けたいところですよね。切開リフトの失敗パターンから、どのようなことに気をつければいいのかチェックしましょう。
傷跡が目立つ
若々しく美しくなりたくて切開リフトを受けたのに、傷跡が目立ってコンプレックスになってしまうのでは本末転倒です。 切開リフトで傷跡が目立つ原因としては、直線的に切開してしまう、必要ないところまで切ってしまうなど、医師の知識や手術の技量が不足していることが挙げられます。 切開リフト治療の上手な医師であれば、傷跡が目立つことはほとんどありません。経験や実績が豊富な医師に執刀してもらうことで防げる失敗です。
思っていた仕上がりではない
医師の技量が不十分な場合、患者さんだけでなく医師自身も思っていた仕上がりにならないというパターンもあるでしょう。まずは、経験も実績もある信頼できる医師に切開リフトの施術をしてもらうことが第一です。 ただし、どんなに技量のある医師でも、患者さんのイメージが正確に伝わっていなければ思い通りの仕上がりにはなりません。丁寧にカウンセリングを行なってくれるクリニックで、自分のなりたいイメージを詳しく伝えることが大切です。
予算より高くなる
カウンセリングに行ってみて、脂肪吸引などの他の施術も受けるように提案があり、されるがままに契約してしまうと予算より高額な請求になる場合もあります。 本当に納得できていればよいのですが、美容のためとはいえ金銭面で後悔しないようにしたいところです。 予算と希望する治療内容はカウンセリングではっきり伝えましょう。それでも無理な勧誘をしてくるクリニックはおすすめできません。
ドクターミナガワ渋谷整形の切開リフト治療
「こんなにデメリットが多いと切開リフトを受けるのは考えものだなぁ」と思った方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ドクターミナガワ渋谷整形では患者さんにとってなるべくデメリットの少ない切開リフト治療を実施しています。ここからは、当院の切開リフトの特徴について説明します。
大きな内出血が起こりにくい
切開リフトには皮膚を引き剥がす工程が含まれます。必要以上に皮膚を引き剥がしてしまうと内出血がおこりやすくなりますが、当院では経験豊富な医師が必要な範囲のみ剥離をおこないます。そのため、出血量を抑えられるだけでなく、手術後に気になる内出血も少なく抑えることが可能です。万が一、内出血がおこったとしても傷口以外はメイクで隠れる程度です。
局所麻酔を使用して実施
当院のフェイスリフト手術は、局所麻酔で実施します。 全身麻酔(静脈麻酔)は呼吸が抑制されるため、血中酸素が低くなりやすくなります。当院では、高度低酸素血症のリスクが比較的少ない局所麻酔を用いて施術を行なうため、麻酔に対するリスクに敏感な方や、全身麻酔に恐怖感や抵抗感のある方でも受けやすいでしょう。(※患者さんの希望があれば静脈麻酔も応相談)
大げさな包帯圧迫が不要
当院の切開リフトでは、包帯圧迫を行なっておりません。包帯圧迫によりまぶた周りのむくみが余計にひどくなるケースがあるためです。切開リフトの手術当日は、ガーゼを当てて帰宅するので、大げさな見た目にはなりません。ガーゼもそれほど大きくなく、帽子をかぶれば隠れる程度です。さらに、翌日にはガーゼを外してOKなので、お仕事や買い物など日常生活に支障が出ることもほとんどありません。
ダウンタイムが短め
当院の切開リフト治療で顔の側面が腫れることはあっても、正面まで腫れることはありません。腫れのピークは麻酔が吸収されるまでの約12時間程度で、翌日にはおさまってくることがほとんどです。そもそも施術する範囲を極力小さくしていることから、広範囲にわたる腫れや内出血がおこりにくく、ダウンタイムも短めで済むのが当院の手術の特徴です(※ただし、患者さんによって個人差があります)。 ダウンタイムが短いことから、お仕事の休みを長期間取るのが難しい方にも受けていただきやすいはずです。
傷跡が目立ちにくい
当院の切開リフトでは、必要な部分のみ切開することで、傷跡自体が小さくなるよう工夫しております。また、髪の生え際の内側を切開する、曲線的なラインで切開するなど、切開する場所や方法においても傷跡が目立たないよう工夫をしています。 また、皮膚を引き剥がしたあとは、筋膜下から引き上げるため、高いリフトアップ効果が見込めるだけでなく、傷跡もきれいなのが当院の切開リフトの特徴です。
経験と実績が豊富な医師が執刀
ダウンタイムが短く、デメリットの少ない切開リフト手術を提供できるのは、知識と経験豊富な院長が執刀するためです。 院長は、形成外科や皮膚科治療をバックグラウンドにもっています。形成外科は、生まれつきまたはケガや病気などで外見上に困難をかかえる方を治療する診療科であることから、加齢によりたるんでしまったお顔を美しくリフトアップさせる切開リフト手術も得意分野としております。 過去に切開リフトを受けた患者さんが、10年後に再度治療を希望されることもあり、充分な経験と実績をもって満足度の高い施術を患者さんへ提供しています。
丁寧なカウンセリングとオーダーメイドの切開リフト
切開リフトによって患者さんのなりたいイメージが再現できるよう、一人ひとりの悩みや要望をカウンセリングでじっくりと伺います。 「頬のたるみを引き上げたい」「フェイスラインが気になる」など気になる部位や、どのくらい改善したいかを遠慮なくお伝えください。患者さんの要望をふまえたうえで、切開する箇所、範囲、引き上げの度合いをわかりやすくご説明します。 「イメージ通りになった」「やってよかった」と思えるオーダーメイドの切開リフト手術を提供いたします。
手術時間が短時間の場合もある
当院の切開リフトでは、手術時間が5時間にも及ぶことはまずありません。 範囲や部位にもよりますが、だいたい1時間程度、通常の切開リフト治療であれば最大でも2時間程度で終わります。具体的な時間数に関してはカウンセリング時にお伝えしますが、なるべく短時間で負担の少ない切開リフトをご希望される方はぜひ当院をご検討ください。
料金が明瞭
ドクターミナガワ渋谷整形の切開リフト手術の料金は下記のとおりです(いずれも税込)。
両側(1箇所) | ¥350,000 |
両側(2か所) | ¥450,000 |
両側(3か所) | ¥550,000 |
また、当院では脂肪吸引は行なっておりません。切開リフトを希望される方のほとんどは、皮下脂肪が少なく、脂肪吸引を行なう必要が基本的にないパターンが多いためです。 そのため、切開リフト以外に脂肪吸引などのオプション的な治療を勧めることもなければ、切開リフト手術において上記料金以上になることもありません。 明瞭な料金体系で、予定よりも金額が高くなるかもしれないといった不安なく切開リフトを受けていただけます。
まとめ
切開リフト後の腫れやむくみ、内出血といったデメリットを心配して手術を躊躇しているという人が多いのではないでしょうか。 ドクターミナガワ渋谷整形では、経験豊富な院長がダウンタイムの少ない切開リフト手術を行なっています。切開リフトのメリットはそのままに、デメリットの少ない術式で「若々しさを取り戻したい」という患者さんのご要望を叶えることが可能です。 お仕事を長期間休むのは難しいという方や、仕上がりの美しい切開リフトを希望される方はぜひ当院の切開リフト手術をご検討ください。
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