ワキガ 子供(小中学生)の治療法と注意点

ワキガ 子供(小中学生)の治療法と注意点

子供のワキガ(腋臭症)は、本人も周囲も気づきにくく、気づいたときにはすでに学校生活や人間関係に影響を与えているケースも少なくありません。特に小中学生の時期は、思春期の始まりとともに汗腺の働きが活発になり、ニオイの変化が目立ち始める時期です。
ワキガは「体質」によるものであり、自然に治ることはほとんどありません。そのため、早期に適切な対応を行うことで、将来の悩みを軽減し、子供が自信を持って日常生活を送れるようサポートすることが大切です。

本記事では、小中学生のワキガの特徴や見分け方、子供にも行える治療法、そして治療の際に注意すべきポイントをわかりやすく解説します。親としてどう向き合うべきか、専門医に相談する際の目安もあわせてご紹介します。

1. 子供のワキガとは?|原因と発症のメカニズム

2. 子供ワキガのセルフケア方法

3. 医療機関での治療法

子供のワキガ治療は、成長過程や皮膚の状態を考慮しながら、医療機関で適切な方法を選択することが大切です。ここでは、主に行われる治療法と、それぞれの特徴を紹介します。

① 外用薬による治療

皮膚科や美容外科では、制汗剤(塩化アルミニウム液など)や抗菌作用のある外用薬を処方する場合があります。これらは汗の分泌を抑え、ニオイの原因菌の繁殖を防ぎます。市販品よりも効果が高い場合がありますが、肌への刺激やかぶれに注意が必要です。

 

② ボツリヌス毒素(ボトックス)注射

脇のアポクリン汗腺やエクリン汗腺の働きを一時的に抑える方法です。効果は約4〜6か月持続し、成長期の子供でも適応されるケースがあります。ただし、注射による痛みや定期的な再施術が必要で、費用も高額になりやすい点がデメリットです。

 

③ 吸引法・剪除法(外科的治療)

汗腺そのものを除去する手術です。再発が少なく効果が高いのが特徴ですが、皮膚を切開するため傷跡が残る可能性があります。成長期の場合、体の発達とともに新たな汗腺が活発になることがあるため、原則として中学生以降に検討するケースが多いです。

 

④ レーザー治療

近年では、ミラドライやレーザーによる汗腺破壊などの方法も行われています。切開を伴わずダウンタイムが短いですが、成長期の子供の場合は効果が限定的になる可能性があります。

 

注意点

  • 子供の肌は大人よりもデリケートなため、副作用やダウンタイムの影響を受けやすいです。

     

  • 成長に伴い汗腺の活動が変化するため、永久的な効果を期待する治療は慎重に判断する必要があります。

     

  • 親子で一緒に医師の説明を受け、メリットとリスクを理解したうえで治療を選択することが大切です。

4. 子供のワキガ治療で注意すべきポイント

子供(特に小中学生)のワキガ治療では、大人の治療とは異なる配慮が必要です。以下のポイントを押さえておくことで、安心して治療を進められます。

1. 成長期の体への影響を考慮する

小中学生はまだ成長段階にあり、身体やホルモンバランスも変化の途中です。
そのため、外科的手術を行う場合は、成長による再発リスクや傷跡の残り方も考慮しなければなりません。医師によっては「高校生以降が望ましい」と判断することもあります。

 

2. 精神的なケアも重要

ワキガはニオイの悩みだけでなく、学校生活や友人関係にも影響します。
子供が自信を失ったり、いじめやからかいの原因になるケースもあるため、カウンセリングや家族のサポートが欠かせません。

 

3. 適切な医療機関選び

ワキガ治療はクリニックによって施術方法や得意分野が異なります。
特に子供の治療経験が豊富な医療機関を選ぶことで、安全性や仕上がりへの安心感が高まります。口コミや症例写真、カウンセリングでの説明の丁寧さも重要な判断材料です。

 

4. セルフケアと医療の併用

いきなり手術に踏み切らず、まずは制汗剤・生活習慣の改善・医療用外用薬など負担の少ない方法から試すのが基本です。これにより、子供の体と心に無理のない形で改善を目指せます。

 

5. 保護者の同意と理解

未成年の治療では必ず保護者の同意が必要です。
治療のメリット・デメリット、術後のケアや再発の可能性を理解したうえで、子供と保護者が納得できる方法を選びましょう。

まとめ|子供の心と体を守るために

子供のワキガは、成長期の体の変化とともに現れることが多く、本人にとっては非常にデリケートで深刻な悩みです。ニオイの問題は見た目以上にメンタルへの影響が大きく、自己肯定感の低下や友人関係のストレスにつながることもあります。

保護者としては、まず「子供自身の気持ちに寄り添うこと」が最も大切です。
「気のせい」「我慢しなさい」といった否定ではなく、「一緒に改善方法を探そう」という前向きな姿勢が、子供の安心感につながります。

また、ワキガは自己ケアだけでなく、医療機関での専門的な治療で大きく改善が期待できます。特に成長期の場合、体の発育や将来的な変化を考慮した治療計画が必要です。
そのため、経験豊富な医師に相談し、リスクや効果をしっかり理解した上で選択することが重要です。

早期発見・早期対応は、心と体の健やかな成長を守る第一歩です。
正しい知識と適切なサポートで、子供が自信を持って日常生活を送れる環境を整えてあげましょう。

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保険適用ワキガ手術
確実な効果を。

一番効果的なワキガ治療は
「手術」です。

ワキガ治療の中で保険適用が可能な手術方法は「剪除法(せんじょほう)」だけです。ドクターミナガワ渋谷整形では開業以来、「剪除法」が最も効果的な手術方法であると考え、他の手術を行うことはありません。

※ミラドライ等自費診療を受けた経験のある方でも保険診療の適応となりますのでご相談下さい。

STEP1
切開

わきの下のしわに沿って、皮膚を3cm〜5cm切開します。

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STEP2
アポクリン腺の除去

一つ一つアポクリン腺を除去、取り残しのないように丁寧に行います。

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STEP3
縫合

形成外科技術を生かし仕上がりの美しい縫合をします。

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STEP4
固定

ガーゼや包帯でしっかりと固定します。

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ミラドライ等自費診療を受けた経験のある方でも保険診療の適応となりますのでご相談下さい

わきが手術後の経過と日常生活の注意点

術後 通院 入浴 備考
オペ当日 帰宅後、ご自宅で安静にお過ごしください。
2~3日目 タイオーバーを取る為、来院して頂きます。
4~5日目 ガーゼを自身で取り除き、シャワーをしてください。

※医療用接着剤を使用している為抜糸の来院はありません。

 

手術後3か月~半年ほどの期間、ワキの下の傷跡が硬く赤くなったり色素沈着が起こる場合があります。ワキの下のシワに沿って切開し形成外科ならではの丁寧な縫合で仕上げておりますので、切開線や色素沈着等はおおよそ1年程度でシワと同化して分からなくなります。ご安心ください。

※経過には個人差があります。実際の来院回数などは医師の指示に従って下さい。

まずはご相談ください

わきが手術のよくある質問

当院は「予約制」となっております。

当院サイトの「予約ボタン」から、ご都合の良い日時をご予約下さい。