二重整形の種類は大きく分けて2つ!埋没法と切開法はどっちがいい?
目次
二重整形の種類は大きく分けて、埋没法と切開法の2種類です。
埋没法は切開法に比べると、手術が簡単に済むためプチ整形として利用する人も増えてきました。
しかし、生まれついての目の形状を無視したり、加齢によるまぶたのタルミに対して埋没法を行っても、理想の二重にならないこともあるため注意しましょう。
二重整形の向き不向きには個人差があるため、整形後に後悔しないためにも、専門医にしっかりと相談することをおすすめします。
今回は二重整形の種類や、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説します。
ドクターミナガワ渋谷整形の見解をもとに、二重整形の種類別に向き不向きを分かりやすく説明するので、ぜひ最後までご覧ください。
二重整形の種類
二重整形は大きく分けて、埋没法と切開法の2種類があります。ここでは、それぞれについて施術法や特徴を詳しく解説します。施術法ごとに向いている方も説明するので、自分に適した施術が知りたい場合は、参考になさってください。
埋没法
埋没法とはまぶたを切開せずに、まぶたの皮膚を糸で縫い止めて二重のラインを作り出す方法です。
次のような方は、埋没法が向いているでしょう。
- まぶたの眼窩脂肪があまり多くない方
- 末広型のラインを希望している方
- 学校やお仕事で長期休めない方
- まぶたに加齢によるタルミのない方
末広型とは二重の一種で、内側から外側に向かって末広がりに二重のラインが広くなる状態です。
後ほど解説するので、詳しくはそちらをご覧ください。
埋没法は切開をしないため、手術後の腫れも出づらい点が特徴です。
そのため、学校や仕事を長期で休めない方には向いているといえます。
埋没法には、瞼板法と拳筋法の2タイプの施術法があるので、それぞれについて解説します。
瞼板法(けんばんほう)
瞼板法はまぶたの皮膚と瞼板(けんばん)を糸で結んで二重を作る方法です。
瞼板とはまぶたを覆う皮膚の下にある軟骨のような硬い部分で、まぶたを支える役割があります。
まぶたの脂肪やタルミが少ない方は、瞼板法でもキレイな二重を作れるでしょう。
施術後に糸が瞼板と眼球の間に出てくるため、施術直後はゴロゴロとした違和感が現れる場合があります。
その反面、腫れや出血が少なくダウンタイムも比較的短い施術法です。
ゴロゴロとした違和感も時間が経てば徐々に慣れます。
拳筋法(きょきんほう)
挙筋法は専用の手術糸で、まぶたの皮膚とその裏側にある上眼瞼挙筋と呼ばれる筋肉を結びつけて二重を作る方法です。
上眼瞼挙筋とは、まぶたを持ち上げるときに使う筋肉で、前項で解説した瞼板とつながっています。
瞼板法との違いは瞼板に糸を通さずに済むため、眼球に糸が当たらない点です。
そのため、施術直後のゴロゴロとした違和感がありません。
一方で、まぶたを開くときに違和感を覚えることがあります。
とりわけ手術直後の違和感は瞼板法よりも強くなります。
また、まぶたのタルミが気になる場合は、瞼板法よりも拳筋法の方が向いています。
切開法
切開法とはまぶたを切開して二重を作る方法で、埋没法とは違い二重が一重に戻ることがない点が特徴です。
一度施術を受けると元に戻せないこともあるため、専門医と施術方針についてしっかりと話し合うことが大切です。
次のような方は、切開法が向いています。
- 埋没法では二重が定着しづらい方
- 確実にまぶたを二重にしたい方
- ラインの幅が広い二重を作りたい方
- 取れない二重を希望している方
- 多少タルミのある方
切開法はまぶたの脂肪も取り除けるため、厚みのあるまぶたでもクッキリとした二重にできます。また年齢によるタルミをスッキリさせたい場合にもオススメです。まぶたの切開法にもいくつかの施術法が存在します。ここでは、一般的な切開法である部分切開と全切開、当院独自の渋谷切開法を紹介します。
部分切開法
部分切開法は希望するラインの一部を短めに切開して二重を作る方法です。
通常の切開法(全切開法)よりも切開する範囲が狭いため、小切切開やマイクロ切開、ミニ切開と呼ばれることもあります。
切開する範囲は狭いのですが、切り開いた箇所からまぶたの脂肪を取り除けるため、厚みのあるまぶたをスッキリさせられます。
さらに、全切開よりも傷跡が残りづらい点も特徴で、埋没法と全切開法の中間に位置する施術法といえるでしょう。
なかでも当院独自の渋谷切開法で部分切開を行う際は、高い技術力で他院よりも切開範囲が小さく済むように考慮しています。
さらに腫れや痛みが少なく済むように、配慮されている点も特徴です。
渋谷切開法では希望のライン上2箇所を5~8mm程切開して二重を作りだします。
全切開ほどは長く切開せずに、脂肪の除去と加齢によるまぶたのタルミにも対応できるメリットがあります。
全切開法
全切開法は希望するライン上を長めに切開して二重を作る方法です。
通常の切開法は、この全切開のことをいいます。
まぶたにある多くの脂肪を取り除けるため、部分切開よりもさらにまぶたの厚みをスッキリさせられます。
また、まぶたのタルミにも対応可能です。次のようなまぶたの悩みを抱えている方は、全切開法が向いているでしょう。
- 加齢によるまぶたのタルミが気になる
- 腫れぼったいまぶたをスッキリさせたい
- 下がってきた目尻を元に戻したい
埋没法のメリットやデメリット
ここでは埋没法のメリットやデメリットを紹介します。
ご自分に適した施術であるかどうかを判断するために、どうぞご覧ください。
埋没法のメリット
二重埋没法のメリットは次のとおりです。
- 手術が短時間で完了する
- 傷が残らない
- ダウンタイムが短い
- メイクやコンタクトレンズを施術翌日から着用できる
手術は10~15分程度の短時間で済み、局所麻酔を使用するため痛みをあまり感じません。
また切開をしないため、ダウンタイムが2~3日程度と短い傾向にあり、傷が残りづらい点も特徴です。
切開法よりも比較的手軽に受けられる手術といえるでしょう。
埋没法のデメリット
埋没法のデメリットは二重が取れる可能性がある点と、まぶたの状態によっては向かない場合がある点です。
生まれつきまぶたや目の周辺の脂肪が多い方は埋没法に不向きな場合があり、施術後に二重が取れることがあります。
埋没法が取れた場合、ドクターミナガワ渋谷整形では原因を説明した上で再び埋没法で二重を作るのか、もしくは切開法に切り替えるのかを患者様と話し合って決定します。
埋没法のメリットやデメリットについては以下のページも参考になさってください。
切開法のメリットやデメリット
切開法は埋没法よりも、よりクッキリとした二重を作れる点が魅力です。
一方で高額である点やダウンタイムが長い点にデメリットを感じる方も多いかもしれません。
ここでは、切開法のメリットとデメリットを解説するので、どうぞご覧ください。
切開法のメリット
切開法のメリットは次のとおりです。
- 一重に戻る心配がない
- まぶたが厚い方でも目の周辺をスッキリさせられる
- 加齢によるまぶたのタルミが気になる方にも対応できる
- 自分好みのラインが自在に作れる
切開法は細い糸で縫い留める埋没法とは違い、組織同士をつなげるため時間が経っても一重に戻る心配がありません。
また、脂肪を取り除いてまぶたの厚みを薄くしたり、切開した皮膚同士をつなげてまぶたのタルミをスッキリしたりできるメリットもあります。
埋没法による施術で理想の二重にならない場合は、切開法を受けるとよいでしょう。
切開法のデメリット
切開法のデメリットは、埋没法よりも高額である点やダウンタイムが長くかかる点です。
当院の場合であれば、切開法は埋没法に比べ2倍くらいの費用が必要です。
またダウンタイムについては、赤みが引くまでに1ヶ月ほどかかります。
赤みが引いた後は、3~6ヶ月をかけて徐々に目立たなくなります。
切開法の詳細については、以下のページも参考になさってください。
埋没法による整形後はどうなる?二重の種類について解説
生まれついての目の形状によって、整形後の二重は二種類に分かれます。
とくに埋没法を受けた後の二重は蒙古ひだの有無に左右されるため、二重整形を受ける前にチェックすることが大切です。
ここでは、蒙古ひだについて分かりやすく解説。さらに手術後の二重の種類も説明します。
蒙古ひだとは
上まぶたの内側から眼がしらにかけて覆いかぶさった皮膚を蒙古ひだと呼びます。
蒙古ひだがあると、目が小さく見えたり、目の間隔が広く見えたりします。
目の内側にある涙丘と呼ばれるピンク色の部分が見えるかどうかで、蒙古ひだの確認が可能です。
涙丘が見えない場合は、涙丘が蒙古ひだに隠れている状態です。
そのため、蒙古ひだは比較的大きいといえます。
一方で、涙丘が見える場合は蒙古ひだが小さいか存在しないと考えられます。
蒙古ひだの大きさや有無は、手術後の二重の状態にも影響します。
二重の種類
末広型二重
末広型二重とは、目頭よりも目じりの二重の幅が広い状態です。
二重が末広がりの状態であるため、末広型二重と呼ばれます。
蒙古ひだのある患者様が埋没法を受けると、その多くは末広型になります。
並行型二重
並行型二重とは、目頭から目じりにかけて二重の幅が均一の状態。
末広型二重よりも、クッキリとした目の印象で、化粧映えもしやすい点が特徴です。
蒙古ひだがあまりない患者様が埋没法を受けると、並行型二重になりやすい傾向にあります。
蒙古ひだを切開すると並行型二重にできる
蒙古ひだのある患者様が並行型二重にしたい場合は、目頭切開法を受けることをおすすめします。
ここでは、目頭切開法について解説します。
蒙古ひだを切開すると二重の形をコントロールできる
目頭切開法で蒙古ひだを切除して内眼角にある涙丘が見える状態にすると、二重の形をコントロールすることが可能です。
また両目の間隔の広さが気になる悩みを解決できる可能性があります。
内眼角とは目の内側のことで、この部分にある蒙古ひだを切開することを目頭切開と呼びます。
日本を含めたアジア系の人種は、蒙古ひだで涙丘が隠れやすい傾向です。
そのため、クッキリとした並行型二重を希望する場合は目頭切開が必要な場合もあります。
目頭切開の種類
目頭切開の代表的な種類として、W型とZ型があります。
それぞれ、蒙古ひだを切開する際の形に由来して名づけられています。
それぞれについて詳しく解説するので、参考になさってください。
W型
W型は蒙古ひだをW字状に切開して縫合する施術です。
次に紹介するZ型よりも高い効果が期待できますが、角数が多いため傷の治り・ダウンタイムに時間がかかる特徴もあります。
Z型
Z型は蒙古ひだをZ字状に切開して縫合する施術です。
W型よりも画数が少なく、傷の治りが早いメリットがあります。
自然な仕上がりを求めている場合はZ型が向いていますが、大きな変化を期待する場合はW型を受けた方がよいでしょう。
埋没法と切開法はどっちがいいの?
ここまでで埋没法と切開法について詳しく解説しました。
埋没法と切開法のどちらがよいのかについては、施術後に期待する二重の仕上がりと、生まれつきもしくは年齢によるまぶたの状態によります。
埋没法は費用を安く抑えられ、ダウンタイムが短く済むメリットがあります。
しかし埋没法で効果を求めるあまり、2度3度と手術を重ねるとかえって費用がかさむ上に、患者様の体にもストレスがかかるでしょう。
そのためドクターミナガワ渋谷整形では、生まれつきまぶたに厚みがある方や加齢によるタルミが気になる方には切開法を提案することもあります。
埋没法と切開法のどちらがよいのか迷った場合は、ぜひ一度当院にご相談ください。
まとめ
今回は埋没法と切開法について解説しました。
それぞれにメリットやデメリットがあります。
患者様の目の状態や希望される二重の状態を考慮して、施術法を選択することが大切です。
今回紹介した整形手術は一例であり、目の状態によっては複数の方法を組み合わせることで、希望に合った二重にすることも可能です。
ドクターミナガワ渋谷整形では、カウンセリングにて患者様のお悩みを丁寧にヒアリングして、二重整形手術の方法を丁寧にご説明します。
希望とする目の状態になるように最適な手術方法をご提案しますので、理想の二重を手に入れたい場合はぜひご相談ください。
カウンセリング予約お待ちしております。
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