ワキガの手術にデメリットはある?リスクを抑える方法を解説

ワキガは、多くの方が日常生活で気になる問題の一つです。手術によってこの悩みを解決する方法がありますが、やはり不安も伴いますよね。傷跡が残るかもしれない、手術後の生活はどうなるのか、再発の可能性は?そんな疑問や不安を抱えている方も多いと思います。

この記事では、ワキガ手術のデメリットやリスクをできるだけ分かりやすくお伝えし、それらを最小限に抑える方法もご紹介します。また、ドクターミナガワ渋谷整形での治療がどのように行われるのか、そのメリットもお話しします。ワキガに悩む方が安心して手術を受けられるよう、丁寧に説明していきますので、ぜひ最後までお読みください。

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ワキガ手術とは?

ワキガ手術は、アポクリン汗腺を物理的に除去することで、ワキガの根本的な原因である汗の分泌を抑え、匂いを改善する施術です。アポクリン汗腺は腋の下に集中しており、この汗腺が分泌する汗が皮膚上の細菌によって分解されることで、ワキガ特有の匂いが発生します。このアポクリン汗腺を除去することで、匂いの元を直接取り除くことが可能です。

代表的な手術法の一つである剪除法は、腋の下を数センチ切開し、皮膚を裏返してアポクリン汗腺を直接目視しながら取り除く手術です。医師が手作業で汗腺を確実に除去するため、効果が高く、再発のリスクも低いと言われています。この方法は特に重度のワキガ患者に適しており、保険適用の対象となります。

他にも、皮膚を切開せずに脂肪吸引のようにカニューレを用いて汗腺を吸引する吸引法や、レーザーで汗腺を焼灼するレーザー治療などの選択肢があります。これらの方法はダウンタイムが短く、体への負担が少ないという利点がありますが、剪除法と比べて効果が限定的なことがあり、再発の可能性も指摘されています。

ワキガ手術は、他の対策(デオドラントや生活習慣の改善など)では解決できない重度のワキガに対して、根本的な解決策として選ばれることが多い治療法です。個々の症状に応じて最適な手術法を選ぶため、事前にしっかりと医師と相談することが重要です。

ワキガ手術のデメリット

ワキガ手術には効果が期待できる一方で、いくつかのデメリットやリスクが存在します。以下に、主なデメリットを詳しく解説します。

  • 術後の傷跡が残る可能性
    • 特に、剪除法では腋の下を数センチ切開してアポクリン汗腺を除去するため、術後に傷跡が残ることがあります。傷跡の大きさや目立ちやすさは個人の体質によって異なります。術後の適切なケアを行うことで目立ちにくくすることができますが、完全に消えるわけではありません。また、傷跡が肥厚性瘢痕やケロイドになる可能性もあるため、体質によっては医師との相談が重要です。
  • ダウンタイムの必要性
    • ワキガ手術後は、腫れや内出血、痛みなどの症状が出るため、回復までに一定期間が必要です。ダウンタイム中は腕の動きに制限がかかり、仕事や日常生活に影響が出ることがあります。腫れや痛みが続く期間は個人差がありますが、通常2〜3週間程度で徐々に治まります。完全に元の生活に戻るまでには1ヶ月以上かかることもあります。
  • 再発のリスク
    • アポクリン汗腺を取り除いても、完全に除去しきれなかった場合や、新たな汗腺が発達した場合、ワキガが再発するリスクがあります。剪除法は再発リスクが低いとされていますが、吸引法やレーザー治療では汗腺が十分に除去されない可能性があり、再発の確率が高くなることがあります。再発した場合は、再手術が必要になることもあります。
  • 術後の拘縮や皮膚の凹凸
    • 手術後、皮膚の下の組織が硬くなり、拘縮(こうしゅく)が発生することがあります。拘縮は術後の回復過程で発生しやすく、皮膚が硬くなったり、見た目に凹凸ができる原因となります。これを防ぐためには、術後に適切なマッサージやリハビリが必要です。拘縮は時間とともに改善することが多いですが、長期間続く場合もあります。
  • 感覚の鈍化
    • 手術中に皮膚の神経が刺激されることで、術後に腋の下やその周辺の感覚が鈍くなることがあります。これは一時的なもので、数週間から数ヶ月で回復することがほとんどです。しかし、まれに感覚が完全に戻らず、長期間続くケースも報告されています。感覚の鈍化に不安がある場合は、医師に相談することが大切です。
  • 感染や合併症のリスク
    • 手術後の傷口に細菌が入り込み、感染症を引き起こすリスクがあります。感染が発生すると、傷口が腫れて赤くなったり、膿が出たりすることがあります。また、感染が進行すると、手術箇所に痛みが生じたり、再手術が必要になる場合もあります。感染予防のためには、術後の適切な消毒や清潔な環境を維持することが重要です。定期的な診察で医師の指導を受けることが、感染リスクを軽減するための有効な手段です。
  • 費用が高額になることがある
    • 剪除法など保険適用される手術法もありますが、クリニックや手術の内容によっては高額な費用が発生することがあります。特に、吸引法やレーザー治療は自費診療となるため、手術費用が高くなる傾向があります。さらに、再発した場合や追加のアフターケアが必要な場合、追加費用がかかる可能性があります。事前に医師と費用に関する相談を行い、見積もりを確認することが大切です。
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リスクを抑える方法

ドクターミナガワ渋谷整形でのワキガ手術のメリット

まとめ

ワキガ手術は、根本的な解決を目指す効果的な治療法ですが、術後のリスクやデメリットも考慮する必要があります。傷跡が残る可能性やダウンタイム、再発のリスクなどがありますが、適切な対策を講じることでこれらのリスクを最小限に抑えることが可能です。信頼できる医師の選択、徹底したカウンセリング、適切なアフターケア、そして定期的な診察が、成功への鍵となります。

ドクターミナガワ渋谷整形では、経験豊富な医師による高い技術力と、充実したアフターケア体制を提供しており、患者一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療を行っています。また、保険適用のサポートや、リラックスできる治療環境も整えており、安心して手術を受けることができます。

ワキガにお悩みの方は、ぜひ一度ドクターミナガワ渋谷整形にご相談ください。リスクをしっかり理解した上で、安全かつ効果的な治療を受け、快適な生活を取り戻しましょう!

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保険適用ワキガ手術
確実な効果を。

一番効果的なワキガ治療は
「手術」です。

ワキガ治療の中で保険適用が可能な手術方法は「剪除法(せんじょほう)」だけです。ドクターミナガワ渋谷整形では開業以来、「剪除法」が最も効果的な手術方法であると考え、他の手術を行うことはありません。

※ミラドライ等自費診療を受けた経験のある方でも保険診療の適応となりますのでご相談下さい。

STEP1
切開

わきの下のしわに沿って、皮膚を3cm〜5cm切開します。

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STEP2
アポクリン腺の除去

一つ一つアポクリン腺を除去、取り残しのないように丁寧に行います。

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STEP3
縫合

形成外科技術を生かし仕上がりの美しい縫合をします。

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STEP4
固定

ガーゼや包帯でしっかりと固定します。

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ミラドライ等自費診療を受けた経験のある方でも保険診療の適応となりますのでご相談下さい

わきが手術後の経過と日常生活の注意点

手術後は状態に応じてガーゼ交換や抜糸をします。通常3回の通院が必要です。 術後2週間程度は、腕を肩より上に上げる事は出来ません。

術後 通院 入浴 備考
当日 帰宅後、ご自宅で安静にお過ごしください。
2日目 タイオーバーを取る為、来院して頂きます。
4日目 ドレーンを取る為、来院して頂きます。
5日目 シャワー浴 〇 患部のシャワーが可能になります。
7日目 抜糸の為、来院して頂きます。

手術後3か月~半年ほどの期間、ワキの下の傷跡が硬く赤くなったり色素沈着が起こる場合があります。ワキの下のシワに沿って切開し形成外科ならではの丁寧な縫合で仕上げておりますので、切開線や色素沈着等はおおよそ1年程度でシワと同化して分からなくなります。ご安心ください。

※経過には個人差があります。実際の来院回数などは医師の指示に従って下さい。

まずはご相談ください

わきが手術のよくある質問

当院は「予約制」となっております。

当院サイトの「予約ボタン」から、ご都合の良い日時をご予約下さい。