切らずに治療!ボトックス注射によるワキガ治療の効果と注意点とは?

切らずに治療?ボトックス注射によるワキガ治療の効果と注意点とは?

ワキガ(腋臭症)の治療というと、「手術で汗腺を取り除く方法」が真っ先に思い浮かぶ方も多いかもしれません。しかし近年は、メスを使わずに短時間で行えるボトックス注射による治療が注目されています。

ボトックス注射は、アポクリン汗腺ではなく汗の分泌を指令する神経の働きを一時的にブロックすることで、ニオイの原因となる汗の量を減らします。そのため、切開手術のようにダウンタイムが長くなく、日常生活への影響も最小限で済むのが特徴です。

特に「大きな手術は避けたい」「まずは負担の少ない治療から試したい」という方にとって、ボトックス注射は有力な選択肢となります。本記事では、ボトックスによるワキガ治療の効果・持続期間・注意点をわかりやすく解説し、治療を検討する上での参考になる情報をお届けします。

1. ボトックス注射によるワキガ治療とは?

2. ボトックス注射の効果と持続期間

3. メリット・デメリット

ボトックス注射によるワキガ治療は、切開を伴わない点が大きな特徴で、多くの患者さんにとって「ハードルの低い治療法」といえます。しかし、どんな治療にも利点と注意点があるため、両面を理解したうえで選択することが大切です。

メリット

  1. 切らずに治療できる
    メスを使わず、注射のみで施術が完了するため、傷跡が残らずダウンタイム(回復期間)も短いのが特徴です。
    施術後すぐに日常生活に戻れるため、忙しい方や長期休暇を取りにくい方にも向いています。

  2. 施術時間が短い
    多くの場合、両脇合わせても10〜20分程度で終了します。通院も最小限で済みます。

  3. 即効性が期待できる
    個人差はありますが、施術後2〜3日で汗の量が減少し始め、1〜2週間で効果を実感できるケースが多いです。

  4. 再施術が可能
    効果が薄れてきても、繰り返し注射することで持続的に症状をコントロールできます。

デメリット

  1. 効果が永続的ではない
    効果の持続はおおむね3〜6か月。汗の分泌が再び活発になるとニオイも戻るため、定期的な再施術が必要です。

  2. 根本治療ではない
    アポクリン汗腺そのものを除去するわけではないため、完治を目指すなら別の外科的治療を検討する必要があります。

  3. 注射時の痛み・内出血
    針を使うため、施術時に痛みがあり、まれに内出血や腫れが生じることがあります。ただし、多くは数日〜1週間で自然に治まります。

費用の積み重ね
継続治療が必要なため、長期的には外科治療と同等かそれ以上の費用になる可能性があります。

4. 施術時の注意点と失敗を防ぐポイント

ボトックス注射によるワキガ治療は、比較的安全性が高い方法ですが、施術時の注意点を守らないと効果が十分に得られなかったり、思わぬトラブルにつながる可能性があります。ここでは、安全かつ満足度の高い治療を受けるためのポイントを解説します。

1. 医療機関選びのポイント

  • 経験豊富な医師がいるか
    ワキガや多汗症治療の実績が多い医師・クリニックを選びましょう。経験が少ないと注射位置や量の誤りにより効果が弱くなることがあります。

  • カウンセリングの丁寧さ
    汗やニオイの悩み方、生活習慣をヒアリングした上で、最適な注射ポイントを提案してくれるかが重要です。

  • 衛生管理の徹底
    清潔な環境での施術は感染症リスクを減らします。施術室や使用器具の衛生管理が整っているか確認しましょう。

2. 施術前の注意事項

  • 制汗剤の使用は前日までに中止
    施術部位の皮膚状態を正しく把握するため、前日は制汗剤や香料の使用を避けましょう。

  • 皮膚トラブルがある場合は相談
    炎症や湿疹があるときは、施術を延期するほうが安全です。

  • 妊娠・授乳中は避ける
    安全性が確立されていないため、該当期間は施術を控えるのが原則です。

3. 施術中・直後の注意点

  • 施術部位をこすらない
    注射した薬剤が広がってしまう可能性があるため、強くこすったりマッサージしたりしないようにします。

  • 当日は入浴・激しい運動を避ける
    血流が促進されると薬剤の拡散や内出血のリスクが高まります。軽いシャワー程度に留めましょう。

  • 冷却で腫れや痛みを軽減
    赤みや腫れが出た場合は、清潔なタオルで軽く冷やすと症状が落ち着きやすくなります。

4. 失敗を防ぐためのポイント

  • 過剰な量を打たない
    必要以上の量を注射すると、脇の筋肉が弱まりすぎ、動かしづらくなることがあります。

  • 適切な間隔での再施術
    効果の持続は4〜6か月程度です。効果が完全に切れる前に再施術を行うことで、安定した状態を保てます。

効果の出方を記録する
初回施術後の変化をメモしておくと、次回の治療計画に役立ちます。

まとめ|自分に合った治療法を選ぼう

ボトックス注射は、切らずにワキガや多汗症の症状を軽減できる治療法として、多くの方に選ばれています。施術時間も短く、ダウンタイムもほとんどないため、忙しい方や手術に抵抗がある方にとって魅力的な選択肢です。

しかし一方で、効果が一時的であることや、定期的な施術が必要になることは理解しておく必要があります。また、施術者の技術や経験によって結果が大きく左右されるため、信頼できる医療機関を選ぶことが大切です。

最終的には、症状の程度やライフスタイル、予算を踏まえて、自分にとって最適な治療法を見極めることが重要です。ボトックス注射だけでなく、手術や他の治療法も含めて比較・検討し、納得のいく選択をしましょう。

others_top

保険適用ワキガ手術
確実な効果を。

一番効果的なワキガ治療は
「手術」です。

ワキガ治療の中で保険適用が可能な手術方法は「剪除法(せんじょほう)」だけです。ドクターミナガワ渋谷整形では開業以来、「剪除法」が最も効果的な手術方法であると考え、他の手術を行うことはありません。

※ミラドライ等自費診療を受けた経験のある方でも保険診療の適応となりますのでご相談下さい。

STEP1
切開

わきの下のしわに沿って、皮膚を3cm〜5cm切開します。

jutsu01

STEP2
アポクリン腺の除去

一つ一つアポクリン腺を除去、取り残しのないように丁寧に行います。

jutsu02

STEP3
縫合

形成外科技術を生かし仕上がりの美しい縫合をします。

jutsu03

STEP4
固定

ガーゼや包帯でしっかりと固定します。

jutsu04

ミラドライ等自費診療を受けた経験のある方でも保険診療の適応となりますのでご相談下さい

わきが手術後の経過と日常生活の注意点

術後 通院 入浴 備考
オペ当日 帰宅後、ご自宅で安静にお過ごしください。
2~3日目 タイオーバーを取る為、来院して頂きます。
4~5日目 ガーゼを自身で取り除き、シャワーをしてください。

※医療用接着剤を使用している為抜糸の来院はありません。

 

手術後3か月~半年ほどの期間、ワキの下の傷跡が硬く赤くなったり色素沈着が起こる場合があります。ワキの下のシワに沿って切開し形成外科ならではの丁寧な縫合で仕上げておりますので、切開線や色素沈着等はおおよそ1年程度でシワと同化して分からなくなります。ご安心ください。

※経過には個人差があります。実際の来院回数などは医師の指示に従って下さい。

まずはご相談ください

わきが手術のよくある質問

当院は「予約制」となっております。

当院サイトの「予約ボタン」から、ご都合の良い日時をご予約下さい。