2024年10月28日

切らないワキガ治療の効果は？メリットとデメリットを徹底解説

 

「ワキガを治したいけど、手術は怖い」
「切らない治療ってどれがいいの？」

 

そんな風に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ワキガの「切らない治療」であるミラドライやボトックス注射と、切開施術の効果を徹底比較し、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説します。
どの治療法が自分に合っているのか、迷っている方は必見です。

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切らないワキガ治療

切らないワキガ治療にはどのような施術があるのでしょうか？
ここでは「ミラドライ」と「ボトックス注射」の2つをご紹介します。

「ミラドライ」

仕組み
切らないワキガ治療として「ミラドライ」という名前を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
ミラドライは、特殊なマイクロ波を使って汗腺を破壊する画期的な治療法です。汗腺にマイクロ波を照射すると、汗腺の水分が熱エネルギーに変わり、汗腺自体が破壊されます。この時、皮膚の表面は冷却されるため、痛みや火傷のリスクも低く、ダウンタイムも短いのが特徴です。メスを使わないため傷跡が残らず、忙しい方でも気軽に受けられる治療法として注目されています。

 

メリット
最大のメリットは、メスを使わないため傷跡が残らないことです。また、施術時間が短く、ダウンタイムも少ないため、忙しい方でも気軽に受けられます。さらに、一度破壊された汗腺は再生しないため、長期間にわたって効果が期待できます。

 

デメリット
ミラドライは効果が高い治療法ですが、デメリットも存在します。まず、費用が他の治療法に比べて高額であることが挙げられます。保険適用外のため、全額自己負担となるケースがほとんどです。また、施術後には一時的に腫れや赤み、痛みを感じる場合があり、個人差はありますが、数日〜数週間続くこともあります。さらに、一度の施術で全ての汗腺が破壊されるとは限らず、効果が不十分な場合は追加の施術が必要になる可能性もあります。

「ボトックス注射」

仕組み
ボトックス注射は、ボツリヌストキシンという成分を汗腺が集中している脇の下に直接注入します。この成分には汗腺の働きを一時的に抑制する効果があり、汗の分泌量を減らすことでワキガの原因となる汗の発生を抑えます。つまり、臭いのもととなる汗自体を少なくすることでワキガの症状を改善するのです。

 

メリット
ボトックス注射の大きなメリットは、なんといってもその効果の速さです。施術後、数日で効果を実感できる方も多く、短期間でワキガの悩みから解放されたい方におすすめです。また、痛みも少なく、日常生活への影響が少ないため、忙しい方でも安心して治療を受けられます。さらに、ボトックス注射はワキガだけでなく、多汗症の治療にも効果があるため、両方の悩みを抱えている方にもおすすめです。

 

デメリット
最大のデメリットは、効果が一時的であることです。通常、効果は3～6ヶ月程度しか持続しないため、定期的な注射が必要になります。また、ボトックス注射は保険適用外のため、自費診療となる点も考慮が必要です。さらに、まれに内出血や腫れなどの副作用が起こる可能性があります。注射部位が腫れたり、赤くなったりすることがありますが、通常は数日で治まります。

切開施術

では、切開を伴うワキガ治療はどうなのでしょうか。こちらも解説していきます。

ワキガ切開施術の仕組み
ワキガ切開施術は、ワキガの原因となるアポクリン汗腺を直接取り除く施術です。まず、脇の下を数センチ切開し、皮膚を裏返してアポクリン汗腺を目視しながら丁寧に除去していきます。この施術によって、汗腺の数が大幅に減り、汗の分泌量が減少するため、ワキガを根本的な原因から改善することができます。

 

メリット
ワキガ切開施術は、ワキガ治療において確実な効果が期待できる方法の一つです。最大のメリットは、根本的な治療ができる点です。汗腺を直接取り除くため、ワキガの再発リスクは非常に低くなります。一度施術を受ければ、長期間にわたってワキガの悩みから解放されるでしょう。さらに、ボトックス注射と同様、多汗症の症状も同時に改善されるケースが多く、まさに一石二鳥。保険適用となるケースもあり、経済的な負担を抑えられる点も魅力です。

 

デメリット
ワキガ切開施術は、ワキガを根本的に治療できる確実な方法ですが、デメリットも存在します。最大のデメリットは、施術に伴う傷跡が残ってしまうことです。傷跡の目立ちやすさには個人差がありますが、完全に消えることはなく、ある程度目立つ可能性があります。また、施術には痛みを伴い、術後には腫れや内出血などの症状が現れることがあります。ダウンタイムも長く、日常生活に支障が出る可能性も考えられます。さらに、感染症や神経損傷などの合併症が起こるリスクもゼロではありません。

結局どれを選べばいいの？

ワキガ治療には、ボトックス注射、ミラドライ、切開施術など様々な方法があります。それぞれにメリット・デメリットがあり、どれを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。
ここで一度、それぞれの治療法のメリットとデメリットを簡単にまとめてみました。

 

治療法

メリット

デメリット

ミラドライ

傷跡が残らない、効果が長持ち

費用が高い、効果に個人差、腫れや痛み

ボトックス注射

効果が早い、手軽

効果が一時的、繰り返し施術が必要、費用が高い

切開施術

根本的な解決、長期間効果が持続

傷跡が残る、ダウンタイムが長い、手術リスク

 

 

どの治療法を選ぶべきかは患者様の価値観やライフスタイルによって異なりますが、効果に限って言うならば「切開施術」がおすすめです。
切らないワキガ治療のミラドライは熱で汗腺を破壊するため効果が長持ちすると言われていますが、費用が高額で、効果には個人差があります。ボトックス注射は手軽に受けられる治療ですが、効果は一時的で繰り返しの施術が必要となります。

 

一方、切開施術は汗腺を直接取り除くため、根本的な解決が期待できます。確かに、ダウンタイムや傷跡がデメリットとして挙げられますが、一度の施術で長期間にわたり効果が持続する上に、保険の適用対象となる施術ですので、経済的な面でもメリットが大きいです。

まとめ

切らないワキガ治療であるミラドライやボトックス注射も効果はあります。ですが、ボトックス注射の効果は一時的で、ミラドライの効果にも個人差があります。この二つはあくまでも対症療法であるため、根本的な解決を目指すのであれば、切開施術が最も確実な方法と言えるでしょう。

 

ドクターミナガワ渋谷整形におけるワキガ施術は、高度な専門技術を持つ医師が行うため、ダウンタイムも傷跡も最小限に抑えられています。また、保険適用が可能な手法を採用しているので患者さまの経済的負担も軽減されます。

ワキガを本気で治したいという方はぜひお問い合わせください。

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保険適用のワキガ手術で
確実な効果を。

一番効果的なワキガ治療は
「手術」です。

ワキガ治療の中で保険適用が可能な手術方法は「剪除法（せんじょほう）」だけです。ドクターミナガワ渋谷整形では開業以来、「剪除法」が最も効果的な手術方法であると考え、他の手術を行うことはありません。

※ミラドライ等自費診療を受けた経験のある方でも保険診療の適応となりますのでご相談下さい。

STEP1
切開

わきの下のしわに沿って、皮膚を3ｃｍ〜５ｃｍ切開します。

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STEP2
アポクリン腺の除去

一つ一つアポクリン腺を除去、取り残しのないように丁寧に行います。

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STEP3
縫合

形成外科技術を生かし仕上がりの美しい縫合をします。

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STEP4
固定

ガーゼや包帯でしっかりと固定します。

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ミラドライ等自費診療を受けた経験のある方でも保険診療の適応となりますのでご相談下さい

わきが手術後の経過と日常生活の注意点

手術後は状態に応じてガーゼ交換や抜糸をします。通常２回の通院が必要です。 術後２週間程度は、腕を肩より上に上げる事は出来ません。

術後 通院 入浴 備考
オペ当日 〇 ✕ 帰宅後、ご自宅で安静にお過ごしください。
1日目 〇 ✕ 消毒の為、来院して頂きます
2日目〜6日目 ✕ シャワー浴 ◯ ご不明点や心配なことがありましたらご連絡ください。
7日目 〇 シャワー浴 ◯ 抜糸の為、来院して頂きます。

手術後３か月～半年ほどの期間、ワキの下の傷跡が硬く赤くなったり色素沈着が起こる場合があります。ワキの下のシワに沿って切開し形成外科ならではの丁寧な縫合で仕上げておりますので、切開線や色素沈着等はおおよそ1年程度でシワと同化して分からなくなります。ご安心ください。

※経過には個人差があります。実際の来院回数などは医師の指示に従って下さい。

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わきが手術のよくある質問

当院は「予約制」となっております。

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