ワキガは予防できる?生活習慣・食事・スキンケアでできるニオイ対策法まとめ
目次

「もしかして、自分ってワキガかも…」そんな不安を抱えたことはありませんか?
ニオイの悩みはとてもデリケートで、人に相談しづらいテーマの一つです。ですが、ワキガの原因やメカニズムを正しく理解し、日常の工夫を取り入れることで、ニオイを抑えることは十分に可能です。
本記事では、ワキガの仕組みから、今日から実践できる生活習慣・食事・スキンケア方法まで、無理なく取り入れやすい予防策をまとめてご紹介します。
「手術を受ける前にできることを知りたい」「なるべく自然な方法でケアしたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. ワキガは予防できるの?
2. 生活習慣・スキンケアでできる予防法
3. 食生活でできるにおい対策
食事内容は、体臭の強さや性質に大きく影響を与える要素のひとつです。普段の食生活を見直すことで、ワキガのにおいをやわらげることが期待できます。
ワキガのにおいを強めやすい食べ物
- 動物性脂肪の多い食品(肉類・バター・ラードなど)
皮脂の分泌が活発になり、アポクリン腺の働きも刺激されることがあります。
→ 摂りすぎには注意しましょう。 - 香辛料やニンニク、ニラなどの強い香りの野菜
これらは体臭を強くする原因になりがちです。外出前や仕事前には避けるのが無難です。 - アルコールやカフェインの過剰摂取
交感神経が刺激され、汗の分泌が増えやすくなります。においの元が増えるため、適量を意識しましょう。
におい対策におすすめの食材
- 緑黄色野菜(ほうれん草、にんじん、ブロッコリーなど)
抗酸化作用のあるビタミンA・C・Eを多く含み、体内の酸化を防ぎ、においの元の代謝をサポートします。 - 海藻類・きのこ類
ミネラルや食物繊維が豊富で、腸内環境を整える効果があり、体臭の改善にも役立ちます。 - 発酵食品(ヨーグルト、味噌、納豆など)
腸内の善玉菌を増やし、においの発生源となる悪玉菌の増殖を抑えます。
水分補給をこまめに
代謝をスムーズにし、老廃物の排出が促進されます。体臭を薄める効果も期待できます。
4. セルフケアで限界を感じたら?医療でのワキガ対策も視野に
生活習慣やスキンケア、食事などでにおい対策をしていても、「どうしてもにおいが気になる」「市販の対策グッズでは限界がある」と感じる方も少なくありません。そんなときには、医療機関での専門的なアプローチを検討するのも一つの選択肢です。
医療機関で受けられるワキガ対策の主な選択肢
- ボツリヌストキシン注射
汗腺の働きを一時的に抑える注射で、においの元となる汗の分泌を減らす効果があります。
・効果は約4~6ヵ月間
・ダウンタイムはほぼなしで、日常生活に支障が出にくいのが特長 - レーザー治療や機器による治療(ミラドライなど)
アポクリン汗腺を熱で破壊し、においの根本的な改善を目指す方法です。
・施術後の腫れや内出血が出ることもある
・一度で効果を実感する方もいれば、複数回の治療が必要な場合も - 皮弁法(剪除法)などの手術による根本治療
においの原因であるアポクリン汗腺を直接目視で取り除く外科的治療。
・効果は半永久的
・術後のダウンタイムや傷跡に配慮が必要ですが、再発リスクが最も低い治療法として知られています
自分に合った方法を見つけるには?
においの程度やライフスタイルによって、適切な対策は異なります。まずはカウンセリングで医師に相談し、自分の体質や悩みに合った方法を提案してもらうことが大切です。
まとめ|自分に合ったワキガ対策で快適な毎日を
ワキガのにおい対策は、「生活習慣の見直し」や「食事の改善」、「スキンケア」など、日々の積み重ねがとても大切です。
とはいえ、セルフケアだけでは限界を感じるケースも多く、根本的な改善を目指すなら医療的アプローチの検討も必要です。
本記事でご紹介したように、
- 汗や皮脂の分泌をコントロールする工夫
- においの原因となる生活習慣の見直し
- 医療機関での専門的な治療
これらをバランスよく取り入れることで、自分に合ったワキガ対策が見つかるはずです。
においに悩まず、自信を持って過ごせる毎日を手に入れるためにも、気になる方は一度専門クリニックで相談してみるのがおすすめです。
ドクターミナガワ渋谷整形では、再発リスクを最小限に抑えた皮弁法(剪除法)によるワキガ手術を提供しています。
丁寧なカウンセリングと確かな技術で、患者様一人ひとりに合わせた治療を行っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。

保険適用のワキガ手術で
確実な効果を。
一番効果的なワキガ治療は
「手術」です。
ワキガ治療の中で保険適用が可能な手術方法は「剪除法(せんじょほう)」だけです。ドクターミナガワ渋谷整形では開業以来、「剪除法」が最も効果的な手術方法であると考え、他の手術を行うことはありません。
※ミラドライ等自費診療を受けた経験のある方でも保険診療の適応となりますのでご相談下さい。
STEP1
切開
わきの下のしわに沿って、皮膚を3cm〜5cm切開します。

STEP2
アポクリン腺の除去
一つ一つアポクリン腺を除去、取り残しのないように丁寧に行います。

STEP3
縫合
形成外科技術を生かし仕上がりの美しい縫合をします。

STEP4
固定
ガーゼや包帯でしっかりと固定します。

ミラドライ等自費診療を受けた経験のある方でも保険診療の適応となりますのでご相談下さい
わきが手術後の経過と日常生活の注意点
手術後は状態に応じてガーゼ交換や抜糸をします。通常3回の通院が必要です。 術後2週間程度は、腕を肩より上に上げる事は出来ません。
術後 | 通院 | 入浴 | 備考 |
---|---|---|---|
オペ当日 | 〇 | ✕ | 帰宅後、ご自宅で安静にお過ごしください。 |
2~3日目 | 〇 | ✕ | タイオーバーを取る為、来院して頂きます。 |
4~5日目 | 〇 | ✕ | ドレーンを取る為、来院して頂きます。 |
手術後3か月~半年ほどの期間、ワキの下の傷跡が硬く赤くなったり色素沈着が起こる場合があります。ワキの下のシワに沿って切開し形成外科ならではの丁寧な縫合で仕上げておりますので、切開線や色素沈着等はおおよそ1年程度でシワと同化して分からなくなります。ご安心ください。
※経過には個人差があります。実際の来院回数などは医師の指示に従って下さい。
まずはご相談ください
わきが手術のよくある質問
当院は「予約制」となっております。
当院サイトの「予約ボタン」から、ご都合の良い日時をご予約下さい。