実質無料になる小中高校生のわきが治療について

日本では、高校生以下の子どもたちの医療費を無償化する制度があります。この制度は、公的医療保険の対象となる診療や薬剤に限り、自己負担分を無料とするものです。ただし、無償化の対象となる年齢や条件は自治体によって異なる場合があります。詳細はお住まいの市区町村のホームページや窓口でご確認ください。この制度を利用することで、若年層の患者さんが経済的な負担を軽減しながら必要な治療を受けることが可能になります。

 

東京都では、高校生以下の子どもを対象にした医療費助成制度があります。この制度は、病気やケガで医療機関を受診した際の自己負担分を公費で助成するもので、実質的に無料または少額で医療を受けられるようになっています。

 

特に、ドクターミナガワ渋谷整形クリニックで行われる保険診療によるわきが手術も、この助成の対象となります。わきが手術は、アポクリン汗腺を取り除くことでわきがの原因を根本的に解決する手術で、保険診療の範囲内で行うことができます。

 

高校生以下の子どもがこの手術を受ける場合、医療費助成制度を利用することで、経済的な負担を軽減しながら治療を受けることが可能です。ただし、具体的な条件や手続きについては、お住まいの自治体のホームページを確認するか、直接問い合わせることをお勧めします。

お子様のワキガとは?

わきがは、アポクリン腺から分泌される汗が原因で発生する特有の臭いを指します。この問題は、特に腋下に位置するアポクリン腺が活発化することにより顕著になります。お子様たちの中には、この問題によって日々の生活に大きく深刻な影響を受けている方もいます。

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子供のいじめにつながりやすいわきがの悩みとは

わきがは、ただ単に体からの不快な臭いだけでなく、それを原因として様々な問題が絡み合ってきます。特に学校生活において、わきがはいじめの一因となり得ます。子供たちの間では、しばしば臭いを理由にしたからかいや排除が発生し、これは被害を受ける子供の心に深い傷を残します。思春期の子供にとって、自己イメージや社会性はまだ発展途上にあり、このような否定的な経験は自尊心や他人との関係性の形成に悪影響を及ぼす可能性があります。

精神的にも悩む子供たち

さらに、思春期は身体的な変化だけでなく、精神的な成長も急速に進む時期です。この時期の子供たちは、自分の身体の変化に敏感であり、わきがのような問題があると、それが過剰に自意識を刺激することがあります。彼らは自分の体臭に対して異常に意識を向けるようになり、人との接触を避けるようになることさえあります。この孤立感は、友達作りや集団での活動への参加をためらわせ、社会的スキルの発達にも影響を及ぼします。

思春期の子供が抱えるわきがの問題は、単に身体的な不快感を超えた、心理的な苦痛と社会的な障壁となり得ます。友達やクラスメイトとの関係性、学業成績、さらには将来の自己像に至るまで、多方面にわたる影響を及ぼす可能性があるのです。したがって、わきがによる悩みを持つ子供たちを支援する際には、これらの身体的、心理的、社会的側面すべてに対応するアプローチが必要となります。

子供のわきがの原因と影響

わきがは、特に小学生の女の子において、その成長期の影響を受けやすい問題です。女の子は男の子に比べて成長スピードが早い傾向にあるため、体の変化が急速に起こり、それに伴いホルモンバランスの変化も早期に訪れます。このセクションでは、特に小学生の女の子が成長期においてわきがの影響を受けやすい理由と、その具体的な影響について掘り下げていきます。

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成長期の早期到来

小学生の女の子の中には、早くも8歳や9歳で第二次性徴の兆候が見られる場合があります。この時期に始まるホルモンの変化は、アポクリン腺の発達を促進し、わきがの原因となる特有の体臭を引き起こす可能性があります。女の子の場合、この成長スピードの早さは、彼女たちを特に心理的、社会的な影響のリスクに晒します。

心理的・社会的影響

成長期の早い段階で体臭に気づく女の子は、自分の体に対して不安や恥ずかしさを感じることが多いです。この時期は自己イメージが形成される重要な時期であり、体臭が原因で自信を失ったり、他人との関係を避けたりすることがあります。さらに、学校生活では、このような体の変化がいじめやからかいの対象となることもあり、女の子の社会性の発達に悪影響を与えることがあります。

親や保護者の役割

このような心理的・社会的な影響を軽減するためには、親や保護者の積極的な関与が非常に重要です。成長期の変化に対する理解とサポートを提供し、女の子が自分の体の変化を正しく理解し、受け入れられるよう助ける必要があります。また、わきがに対する正しい知識を共有し、必要であれば医療機関での相談を促すことも、彼女たちの自尊心を守り、健全な成長を支援するために不可欠です。

 

特に小学生の女の子は、成長スピードの早さからわきがの問題に直面しやすいという特有の状況にあります。この時期のデリケートな心理状態と社会的な相互作用を考慮し、彼女たちが健康的な自己イメージを維持し、社会性を発達させられるようサポートすることが、親や保護者には求められます。

ワキガを根本的に
解決させるためには?

わきの下には、アポクリン汗腺とエクリン汗腺という2種類の汗腺と皮脂腺があります。ワキガはアポクリン汗腺から分泌される汗が原因でおこります。アポクリン汗腺から分泌される汗自体は無臭なのですが、タンパク質や脂質を多く含んでいます。それが細菌により分解されてにおいを発します。

また、腋臭症は「多汗症」を併発している場合も多くみられます。多汗症の原因はエクリン腺から分泌される汗の量の多さです。

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ワキの下の汗腺からの分泌物が細菌により脂肪酸に分解され、汗のアンモニアなどが加わって独特の強いにおいを生じる症状のこと。日本人のおよそ10人に1人が「ワキガ(体質)」と言われています。
正式名は 腋臭症 (えきしゅうしょう)といいます。
ドクターミナガワ渋谷整形では、保険適用手術により原因となる汗腺を取り除くことが可能です。
院長の皆川をはじめとした専門医が診察から執刀まで対応いたします。自己負担額は両脇で約44,000円程です(3割負担の場合)。
「小学生だから、中学生だから長い休みが取れない・・・。」そんな方もご相談ください。個々人にあった治療計画を考えましょう。
手術以外のボツリヌストキシン注射は汗を抑えることは出来ますがにおいを減らす処置ではありません。
是非一度、診察にお越しください。

一番効果的な小学生、中学生、高校生などのお子様のワキガ治療も
「手術」なんです。

しかもワキガは保険適用で治療が可能

つまり、小中高校生は実質無料になることも!

剪除法(せんじょほう)手術とその他の治療の比較

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ミラドライや吸引法、
超音波法、ローラー削除法などでは
確実にワキガを除去できません。

現在、医療機関(クリニックや病院など)では、いろいろな手術方法でワキガの治療が行われています。
吸引法や超音波法、ローラー削除法、マイクロウェーブ法(ミラドライ)など多種多様な治療方法があり、これらの治療は傷が小さく、手術後のダウンタイムも少なくて済みます。
しかし、どの方法も高額な上に確実な除去できないので、アポクリン汗腺の取り残しにより再発が起こる可能性が高くなります。

保険適用手術「剪除法(せんじょほう)」について

ワキガ治療の中で保険適用が可能な手術方法は「剪除法(せんじょほう)」だけです。ドクターミナガワ渋谷整形では開業以来、「剪除法」が最も効果的な手術方法であると考え、他の手術を行うことはありません。

※ミラドライ等自費診療を受けた経験のある方でも保険診療の適応となりますのでご相談下さい。

STEP1
切開

わきの下のしわに沿って、皮膚を3cm〜5cm切開します。

STEP2
アポクリン腺の除去

一つ一つアポクリン腺を除去、取り残しのないように丁寧に行います。

STEP3
縫合

形成外科技術を生かし仕上がりの美しい縫合をします。

STEP4
固定

ガーゼや包帯でしっかりと固定します。

ワキガ臭再発の可能性が一番低い。

アポクリン汗腺を目で見ながら丁寧に除去できるので取り残しを防ぎ、再発無く一度の手術で根治を目指せる治療方法です。

においだけでなく、汗の量もやや減ります。

アポクリン汗腺を目で見ながら丁寧に除去できるので取り残しを防ぎ、再発無く一度の手術で根治を目指せる治療方法です。

ワキのシワに沿って3~5センチ切開。

当院の直視下反転剪除法ではワキの下を3~5センチ程度切開します。
術後の傷を考慮し、シワに沿って行います。充分な長さを切開することで、手術中の視野が良くなりアポクリン汗腺が残らず取れたことを確認できます。適切な止血もできますので、出血による合併症は3センチ未満で切開した場合よりもかえって少ないと言えます。 当院では皮膚へのダメージを最小限にしながら汗線をきれいに除去する独自の工夫を取り入れた手術をおこなっています。

手術日の翌々日には包帯固定が取れ、通常は手術日の1週間後に抜糸をします。

手術後のワキの皮膚は皮下組織から剥離した状態になっています。
そのため術後は皮膚と皮下組織が密着するようにワキを圧迫固定します。通常1~2週間で組織が回復します。
当医院では術後の患部圧迫が楽になるよう、独自の方法で処置をしています。経過に問題がなければ手術日の翌々日には圧迫固定が取れ、その日の夜からワキも含めたシャワー浴が可能となります。

わきが手術後の経過と日常生活の注意点

手術後は状態に応じてガーゼ交換や抜糸をします。通常2回の通院が必要です。 術後2週間程度は、腕を肩より上に上げる事は出来ません。

手術後3か月~半年ほどの期間、ワキの下の傷跡が硬く赤くなったり色素沈着が起こる場合があります。ワキの下のシワに沿って切開し形成外科ならではの丁寧な縫合で仕上げておりますので、切開線や色素沈着等はおおよそ1年程度でシワと同化して分からなくなります。ご安心ください。

※経過には個人差があります。実際の来院回数などは医師の指示に従って下さい。

ミラドライ治療後に満足のいく結果が得られなかった方へ

ドクターミナガワ渋谷整形では、最近一番多い相談がミラドライをはじめとする治療を他のクリニックで受けた方からいただくことが多くなっております。

ミラドライや他の自費診療を受けた経験がある方でも、保険診療の対象となることができます。具体的には、剪除法(腋臭症手術)が推奨されています。

諦めずにまずはご相談ください。

ミラドライ治療後の再手術を検討する理由

  • 再発または不完全な結果:ミラドライ治療後に体臭が完全に解消されなかった場合、または時間の経過とともに症状が戻ってしまった場合。
  • 保険適用の利点:自費での治療に比べて、保険適用による手術は経済的負担が軽減されます。

手術を受ける前に

  • 無料カウンセリング:治療に関する疑問や不安を解消するために、まずは無料カウンセリングを受けてください。
  • 医師との相談:手術のリスク、回復期間、期待できる結果について、詳細を当院の医師とよく話し合うことが重要です。

再手術を検討している方は、自身の状態やニーズに最適な治療法を選択することが大切です。

まずはお子様とご両親と一緒にご相談に来てください。

ワキガ治療のよくある質問

当院は「予約制」となっております。

当院サイトの「予約ボタン」から、ご都合の良い日時をご予約下さい。