【ほくろ除去】おすすめクリニック7選|後悔しないクリニックの選び方も紹介

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気になるほくろを、安全かつ納得できる方法で除去するためには、評判のいいクリニック選びが重要です。悪性の疑いがある場合は皮膚科で保険適用となりますが、美容目的の場合は自由診療となり、クリニックによって値段や施術内容が異なります。この記事では、全国から選んだおすすめクリニック7院を厳選し、それぞれの特徴や値段相場、施術方法を詳しく解説します。あわせて、ほくろ除去に関する基礎知識やクリニック選びで失敗しないポイントもわかりやすくまとめました。
【ほくろ除去におすすめのクリニック】
- TCB東京中央美容外科
⇨アフターケアや保証が整って安心
都内、関東、北海道、東北、中部、関西、中国・四国、九州・沖縄 - 東京美容外科
⇨形成外科専門医による施術で自然な仕上がり
東京、関西・東海、北海道・東北、中国・九州・沖縄 - 聖心美容クリニック
⇨丁寧なカウンセリングで一人ひとりにあった施術を提案
札幌、六本木、銀座、大宮、横浜、熱海、名古屋、大阪、広島、福岡 - TAクリニック
⇨完全予約制でプライバシーに配慮
新宿、銀座、横浜、大阪、福岡、川越、高崎、仙台、札幌
自分に合った方法で安心してほくろ除去を受けるための参考にしてください。
地域別のほくろ除去おすすめクリニックはこちらの記事がおすすめ↓ | |
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札幌でおすすめのほくろ除去クリニック | 大阪でおすすめのほくろ除去クリニック |
広島でおすすめのほくろ除去クリニック | 福岡でおすすめのほくろ除去クリニック |
【本記事の記載内容について】※詳細をクリック
- 2025年9月時点の情報に基づいて作成しています。
- 記事内に記載している価格は、基本的にすべて税込金額です。
- 記事内で紹介している価格と実際に負担する価格は異なる場合があります。
- ほくろ除去は美容目的の場合、自由診療のため保険適用外です。
- 医師により悪性および除去が必要と診断された場合は、保険適用となることがあります。
- ほくろ除去施術に使用される機器の中には、未承認の医療機器や医薬品が含まれる場合があります。そのため、施術後に異常を感じた際は、速やかに医療機関にご連絡ください。
- 未承認の医療機器や医薬品を使用し、万が一副作用が生じた場合、国の医薬品副作用被害救済制度は適用されません。
- 本記事内の情報は、景品表示法および薬機法等の関連法規を遵守し、可能な限り正確な情報を提供するよう努めております。しかしながら、商品の効果や効能、安全性等に関する記述は、全ての方に当てはまるものではありません。
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目次
ほくろ除去は何科を受診するべき?|皮膚科と美容皮膚科・形成外科の違い
ほくろ除去を考えた際、まずは適切な診療科を選ぶことが大切です。目的や症状によって、皮膚科、美容皮膚科、形成外科のいずれかを受診します。ここでは、それぞれの特徴や保険適用の有無について詳しく解説します。
皮膚科|悪性化する可能性や日常生活に支障がある場合は保険適用
皮膚科では、ほくろが悪性腫瘍の疑いがある場合や、日常生活に支障をきたすケースで保険適用となります。 かゆみや出血があるほくろ、急に大きくなったものは病気のサインかもしれません。診察を受けたうえで、医師が必要と判断すれば切除などの治療が行われます。健康面が心配な場合は、まず皮膚科の受診がおすすめです。特に急激な変化が見られる場合は、早めに受診しましょう。
美容皮膚科・形成外科|美容目的のほくろ除去のため自由診療
美容目的でほくろを除去する場合や、悪性の心配がないほくろに対しては、美容皮膚科や形成外科での自由診療が基本となります。見た目を整えることを目的とした施術には健康保険は適用されません。レーザーや電気メス、外科的切除などの方法から、傷跡が目立ちにくい技術を選ぶことが可能です。施術内容や料金はクリニックによって異なるため、事前のカウンセリングや比較検討が大切です。希望する仕上がりや予算に合わせ、自分に合ったクリニック選びを心がけましょう。
自分でほくろを取るのは危険!必ず専門医に相談しましょう
市販の薬や自己処理でほくろを除去しようとすると、感染症や傷跡が残るリスクがあります。さらに、悪性のほくろを誤って自己処理してしまうと、病気の発見が遅れることにも繋がります。見た目は小さなものでも、専門医による診断が必要不可欠です。安全かつきれいに除去するためにも、医療機関を受診しましょう。トラブルを防ぐためにも、安易な自己処理は避けてください。
ほくろ除去におすすめのクリニック7選|詳しく解説

ほくろ除去は施術方法や料金、仕上がりの満足度などがクリニックによって異なります。ここでは、口コミや評判、実績をもとに特におすすめできるクリニックを7つ厳選しました。それぞれの特徴や施術内容を詳しく紹介していきます。
自分に合ったクリニックを見つけるために、各院の特徴や料金、施術方法をしっかり比較して検討してみてください。
TCB東京中央美容外科

TCB東京中央美容外科 | |
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おすすめポイント | ・全国に展開し症例が豊富 ・アフターケアや保証が整って安心 |
エリア | 都内、関東、北海道、東北、中部、関西、中国・四国、九州・沖縄 |
診療時間 ※院により異なる | 9:00~19:00 |
休診日 ※院により異なる | 不定休 |
初回カウンセリング料(税込) | 無料 |
支払方法 | 現金、クレジットカード、デビットカード、QRコード決済、医療ローン |
TCB東京中央美容外科は全国に多数展開している大手美容クリニックで、ほくろ除去の症例も豊富です。レーザーや切除法など複数の施術方法から、自分に合ったものを提案してもらえます。価格帯も比較的リーズナブルで、初めての方でも通いやすい点が魅力です。また、LINE相談や無料カウンセリングも利用できるため、事前に不安を解消できる点が評価を得ています。アフターケア体制もしっかりしており、安心して施術を受けられるクリニックです。
TCB東京中央美容外科のほくろ除去料金
メニュー | 料金(税込) |
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電気メスによる電気分解法 | 4,980円(2mm以下) 7,640円(4mm以下) 10,200円(6mm以下) |
レーザー除去法(新宿三丁目院のみ) | 4,980円(1mm以下) 9,800円(1mm超え1mmあたり) |
切開法 | 19,800円(1mmあたり) |
くり抜き法 | 10,200円(1mmあたり) |
▼TCB東京中央美容外科のほくろ除去に関する未承認注釈 ※詳細をクリック
※公式サイトに記載されていないため、クリニックへお問い合わせください。 |
東京美容外科

東京美容外科 | |
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おすすめポイント | ・形成外科専門医による施術で自然な仕上がり ・術後サポート体制が充実しトラブル時も安心 |
エリア | 東京、関西・東海、北海道・東北、中国・九州・沖縄 |
診療時間 | 10:00~19:00 |
休診日 | なし |
初回カウンセリング料(税込) | 各コース料金に含まれる |
支払方法 | 現金、医療分割、クレジットカード、デビットカード |
東京美容外科では医師全員が美容外科専門医資格を持つなど、高い技術力が特長のクリニックです。傷跡が目立ちにくいよう配慮した、自然な仕上がりを重視したほくろ除去が可能です。自由診療ながら明確な料金体系があり、納得した上で施術を受けられます。術後のアフターケアや再発時の対応も充実しており、リピーターも多いです。また、完全予約制で待ち時間が少なく、プライバシーに配慮された空間でリラックスして施術を受けられる点も魅力です。
東京美容外科のほくろ除去料金
メニュー | 料金(税込) |
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アブレーション | 5,500円(1mmあたり) |
切除縫合 | 8,800円(1mmあたり) |
レーザー、エッジワン(赤坂院のみ) | 11,000円(1mmあたり) |
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公式サイトに記載されていないため、クリニックへお問い合わせください。 |
聖心美容クリニック

聖心美容クリニック | |
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おすすめポイント | ・丁寧なカウンセリングで一人ひとりにあった施術を提案 ・傷跡が目立ちにくい施術が可能 |
エリア | 札幌、六本木、銀座、大宮、横浜、熱海、名古屋、大阪、広島、福岡 |
診療時間 | 10:00〜19:00 |
休診日 | 不定休 |
初回カウンセリング料(税込) | 無料 |
支払方法 | 現金、クレジットカード、デビットカード、医療ローン |
聖心美容クリニックは全国主要都市に展開し、高品質な医療サービスに定評のある美容クリニックです。レーザーや切除法など、状態に合わせた施術方法を提案してくれます。完全個室制でプライバシーに配慮され、落ち着いた雰囲気でカウンセリングを受けられます。カウンセリング時の丁寧な説明や、術後のアフターフォローも細やかです。オンライン相談サービスもあり、自宅から気軽に相談できる点も魅力です。
聖心美容クリニックのほくろ除去料金
メニュー | 料金(税込) |
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電気凝固法 | 10,780円(1mmあたり) |
炭酸ガスレーザー(銀座・熱海院のみ) | 10,780円(1mmあたり) |
切除法 | 85,800円 ※大きさにより異なる |
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※公式サイトに記載されていないため、クリニックへお問い合わせください。 |
TAクリニック

TAクリニック | |
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おすすめポイント | ・ほくろの幅広い治療法に対応 ・完全予約制でプライバシーに配慮 |
エリア | 新宿、銀座、横浜、大阪、福岡、川越、高崎、仙台、札幌 |
診療時間 ※院により異なる | 10:00~19:00 |
休診日 ※院により異なる | なし |
初回カウンセリング料(税込) | 無料 ※医師の診察は初診のみ3,300円 |
支払方法 | 現金、銀行振込、クレジットカード、デビットカード、医療ローン |
TAクリニックは美容外科全般に力を入れているクリニックで、自然な仕上がりを重視した施術が特徴です。デザイン性や傷跡の目立ちにくさを重視したほくろ除去を行っています。全国に複数院を展開し、アクセスしやすい立地もポイントです。初回カウンセリングが無料で、費用や施術内容をしっかり確認できます。さらに、全院個室完備でプライバシーにも配慮されており、リラックスして施術を受けられるのも魅力のひとつです。
TAクリニックのほくろ除去料金
メニュー | 料金(税込) |
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電気分解法 | 5,500円(1mm×1mm) |
切除法 | 9,400円(1mm×1mm) |
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※公式サイトに記載されていないため、クリニックへお問い合わせください。 |
銀座よしえクリニック

銀座よしえクリニック | |
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おすすめポイント | ・皮膚科専門医が在籍し医療と美容の両面からサポート ・女性医師が多く在籍し安心 |
エリア | 銀座、大岡山、表参道、都立大院、新宿、池袋、六本木、横浜 |
診療時間 ※院により異なる | 月~金:10:00~14:00、15:00~19:00 土日祝:10:00~14:00、15:00~18:00 |
休診日 ※院により異なる | なし |
初回カウンセリング料(税込) | 3,300円 ※当日に施術料金の支払いがある場合は、初診料無料 |
支払方法 | 現金、クレジットカード、医療ローンなど |
銀座よしえクリニックは皮膚科専門医が在籍し、医療と美容の両面からサポートしてくれるクリニックです。レーザー機器を導入しており、痛みやダウンタイムを抑えた施術が受けられます。女性医師が多く在籍しているため、女性患者からの支持も高いです。都内を中心に複数院展開しており、アクセスも便利です。料金は明確で追加費用が発生しにくく、安心して通える環境が整っています。
銀座よしえクリニックのほくろ除去料金
メニュー | 料金(税込) |
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CO2レーザー | 4,730円(1mmあたり) ※プラス1mmごと:4,730円 |
脂漏性角化症 | 5,500円(3mmまで) 3,300円(プラス1mmごと) 16,500円(6mm~10mm) |
皮膚腫瘍切除術(六本木院のみ) | 33,000円~99,000円 |
くり抜き法(六本木院のみ) | 22,000円~33,000円 |
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※公式サイトに記載されていないため、クリニックへお問い合わせください。 |
ルラ(LULA)美容クリニック

ルラ(LULA)美容クリニック | |
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おすすめポイント | ・丁寧なカウンセリングと高い技術力で人気 ・肌状態や希望に合わせてオーダーメイドの施術が可能 |
エリア | 北海道、東北、東京、関東、北陸、中部、関西、中国、四国、九州・沖縄 |
診療時間 | 10:00〜19:00 ※最終受付18:00まで |
休診日 | 不定休 |
初回カウンセリング料(税込) | 無料 |
支払方法 | 現金、クレジットカード、医療ローン |
ルラ(LULA)美容クリニックは比較的新しいクリニックですが、丁寧なカウンセリングと高い技術力で人気を集めています。シンプルでわかりやすい料金プランを提供しており、初めての方にも安心です。一人ひとりの肌状態や希望に応じた、柔軟な施術プランを提案してくれます。清潔感のある院内で、リラックスしながら施術を受けられる点も好評です。予約が取りやすく、忙しい方でもスムーズに通いやすいクリニックとしておすすめです。
ルラ(LULA)美容クリニックのほくろ除去料金
メニュー | 料金(税込) |
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電気メス | 2,200円(1mmあたり) 22,000円(10mmあたり) 110,000円(個数の上限なし) |
▼ルラ(LULA)美容クリニックのほくろ除去に関する未承認注釈 ※詳細をクリック
※公式サイトに記載されていないため、クリニックへお問い合わせください。 |
ゴリラクリニック

ゴリラクリニック | |
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おすすめポイント | ・男性特有の悩みにも対応 ・スキンケア全般に対応可能 |
エリア | 北海道・東北、東京、関東、関西、九州 |
診療時間 ※院により異なる | 11:00〜20:00 |
休診日 ※院により異なる | 不定休 |
初回カウンセリング料(税込) | 無料 |
支払方法 | 現金、クレジットカード、医療ローン |
ゴリラクリニックは男性専門の美容クリニックとして知られ、男性向けほくろ除去施術も対応しています。わかりやすい料金体系と丁寧な説明があり、美容医療が初めての男性にも安心です。男性特有の肌質やニーズに合わせたカウンセリング・施術を行っています。 全国主要都市に展開しており、通いやすさも魅力のひとつです。男性でも気軽に美容医療を受けたい方に特におすすめのクリニックです。
ゴリラクリニックのほくろ除去料金
メニュー | 料金(税込) |
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炭酸ガスレーザー | 5,500円(1mm幅) 44,800円/3個セット 58,800円/5個セット 88,800円/10個セット 198,000円/30個セット |
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※公式サイトに記載されていないため、クリニックへお問い合わせください。 |
主なほくろの種類とほくろに似た症状

ほくろにはいくつかの種類があり、それぞれ形状や色、できやすい場所が異なります。 また、ほくろに見えて実は別の皮膚症状であるケースもあるため注意が必要です。 ここでは代表的なほくろの種類と、間違いやすい症状について詳しく解説します。
【Unna母斑(ウンナ母斑)】
Unna母斑は生まれつきあるケースが多く、赤みがかった色や茶色味を帯びた淡褐色をしており、平坦〜柔らかい盛り上がりが特徴です。主に首〜後頭部にできやすく、大きさは様々です。小児期は経過観察が基本ですが、美容目的で除去する場合はレーザー治療が適しています。目立つ部位にあり気になる場合は、医師に相談して施術方法を検討しましょう。痛みやかゆみなどの症状がない場合は、急いで治療する必要はありません。
【Miescher母斑(ミーシャー母斑)】
Miescher母斑はドーム状に盛り上がった茶色〜黒色のほくろで、主に首から上に見られます。皮膚の深い部分にまで及んでいるため、一般的なレーザーだけでは取り切れないことも多いです。適した施術は外科的切除やCO2レーザー治療が選ばれます。見た目や大きさが気になる場合は、専門医で正確な診断を受けましょう。再発するケースもあるため、術後の経過観察も大切です。
【Clark母斑(クラーク母斑)】
Clark母斑は不規則な形や色ムラが特徴で、悪性黒色腫(メラノーマ)と見分けがつきにくいことがあります。主に背中や胸などにできやすく、定期的な観察が必要とされるほくろです。施術では皮膚科での診断のもと、外科的切除が選択されるケースが一般的です。少しでも形状や色に違和感があれば、すぐに専門医に相談しましょう。早期発見が重要なため、セルフチェックも習慣づけることをおすすめします。
【Spitz母斑(スピッツ母斑)】
Spitz母斑は赤みやピンク色がかった盛り上がりが特徴で、子どもから若年層に多く見られます。急に大きくなったり色が変わることもあり、悪性化リスクがあるため注意が必要です。治療方法は主に外科的切除が選ばれ、安全性を重視した施術が行われます。判断が難しい場合が多いため、早めに皮膚科や形成外科で診てもらうことが推奨されます。症例によっては病理検査が行われることもあるため、早めの相談が安心です。
【ほくろに似た症状】
一見ほくろのように見えるものでも、実際には別の皮膚疾患や病変の場合があります。以下の表に、主なほくろに似た症状と特徴をまとめました。
ほくろの種類 | 症状や特徴 |
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悪性黒色腫(メラノーマ) | 不規則な形・色むら・急激な大きさの変化 |
老人性色素斑 | 加齢とともに増える茶色いシミ |
脂漏性角化症(老人性いぼ) | ざらつきや盛り上がりのある褐色〜黒色の良性腫瘍 |
雀卵斑(ソバカス) | 小さな茶色の斑点、日焼けで濃くなることがある |
日光角化症 | 紫外線による慢性的なダメージでざらついた赤みやかさぶた状の皮膚変化 |
皮膚線維種 | 固くて盛り上がった小さな良性腫瘍 |
神経線維腫 | 神経系の細胞が増殖してできる柔らかいしこり状の良性腫瘍 |
気になる症状があれば自己判断せず、専門医の診断を受けましょう。特に色や形に変化が見られる場合は、早めの受診をおすすめします。
ほくろ除去の種類と特徴|値段・効果・副作用
ほくろ除去には主にレーザー、電気メス(電気分解法)、外科的切除の3つの方法があります。それぞれの施術方法によって、除去できるほくろの大きさや深さ、費用、ダウンタイムの長さが異なります。自分のほくろの状態や希望に合わせて、適切な方法を選ぶことが大切です。
①レーザー
レーザー治療は、主に小さくて浅いほくろに適しています。1回あたりの料金は5,000円〜20,000円程度で、比較的手軽に受けられます。肌への負担が少なく、ダウンタイムが短いのが特徴です。ただし、深いほくろや再発リスクがある場合は適さないこともあります。施術後は一時的に色素沈着が起こることがありますが、数ヶ月で自然に薄くなります。
②電気メス(電気分解法)
電気メスは、電気の熱でほくろ組織を焼き切る治療法です。やや大きめのほくろや盛り上がったほくろにも対応できます。施術費用は5,000円〜30,000円程度で、再発しにくいのが特徴です。一方で、施術後に赤みや色素沈着が残る可能性もあります。傷跡が目立ちにくくなるまでには、数週間から数ヶ月かかる場合があります。
③外科的切除
外科的切除は、皮膚を切開してほくろを根本から取り除く方法です。切開法やくり抜き法があり、悪性が疑われる場合など、保険適用範囲での施術でも多く行われます。大きく深いほくろに適しており、再発リスクが低い点がメリットですが、傷跡が残る場合があります。料金は10,000円〜50,000円程度とやや高めです。抜糸が必要なケースもあるため、術後の通院やケアをしっかり行うことが大切です。
ほくろ除去のダウンタイム|施術別一覧
ほくろ除去は施術方法によって、ダウンタイムの期間や症状が異なります。 施術を受ける前に、ダウンタイムの長さや注意点を確認しておくことが大切です。 以下は、主な施術別のダウンタイム期間の目安です。
施術方法 | ダウンタイム期間の目安 |
---|---|
レーザー | 約1〜2週間 |
電気メス(電気分解) | 約1〜3週間 |
外科的切除 | 約2〜4週間 |
ダウンタイムが終了しても、傷跡の赤みや色素沈着が完全に落ち着くまでには3〜6ヶ月程度かかることがあります。安心して過ごすためには、適切なケアや注意点を知っておくことが大切です。
ダウンタイム中に見られる主な患部症状
ほくろ除去後は、施術方法によりさまざまな症状が現れます。赤みやかさぶた、色素沈着などが一般的ですが、施術ごとに症状の強さや期間は異なります。以下の表に、施術別でよく見られる症状をまとめました。
施術方法 | 主な患部症状 |
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レーザー | 赤み、かさぶた、軽い色素沈着 |
電気メス(電気分解) | 赤み、腫れ、色素沈着、軽い痛み |
外科的切除 | 傷跡、腫れ、赤み、抜糸後の色素沈着 |
施術後は肌の状態にさまざまな変化が現れるため、事前にどのような症状が起こるのかを把握しておくことが大切です。
ダウンタイム中に気をつけること
施術後の経過を良くするためには、以下の点に注意しましょう。ただし、傷口の状態や施術内容によっても異なるため、医師の指示を守ることが基本です。
ダウンタイム中に気をつけること |
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・患部を清潔に保ち、必要以上に触らない(患部をテープで保護する) ・紫外線対策を徹底し、日焼けを避ける ・かさぶたを無理にはがさない ・処方された薬や軟膏を適切に使用する ・入浴・シャワーは軽く済ませる ・スキンケア・メイクは患部を避ける ・運動・飲酒はなるべく避ける ・痛みや腫れが強い場合は、すぐに医師に相 |
患部をきれいに治すためには、適切なアフターケアや日常生活での注意点を守ることが重要です。
後悔しないほくろ除去クリニック選びのポイント
ほくろ除去は仕上がりや費用、ダウンタイムなどさまざまな点でクリニック選びが重要です。後悔しないためには、事前に医師や施術内容、料金などをしっかり確認することが大切です。ここでは、ほくろ除去クリニック選びでチェックすべき主なポイントをご紹介します。
・医師の経験や症例実績、専門性
ほくろ除去は医師の技術や経験が仕上がりに大きく影響します。症例実績が豊富なクリニックなら安心して施術を任せられるでしょう。特に難易度の高い施術や大きなほくろ除去を希望する場合は専門性も重要です。クリニックの公式サイトやカウンセリング時に確認することをおすすめします。信頼できる医師を選ぶことで、満足度の高い結果が得られやすくなります。
・症状に合った施術を受けられるか
ほくろの大きさや深さ、形状によって施術方法は異なります。レーザー、電気メス、外科的切除など複数の選択肢があるクリニックを選びましょう。無理に合わない施術を受けると、再発や傷跡が残るリスクもあります。自分の症状に合った方法を提案してくれるクリニックを選ぶことが大切です。施術前のカウンセリングでしっかり説明を受けることが重要です。
・カウンセリングの丁寧さ
施術前のカウンセリングで不安や疑問をしっかり解消できるかは重要なポイントです。流れ作業のような対応ではなく、丁寧に説明や提案をしてくれるクリニックを選びましょう。メリットだけでなく、リスクやダウンタイムについても説明してもらうことが大切です。実際に医師がカウンセリングを行うクリニックだとより安心できます。納得した上で施術を受けることで、満足度の高い結果につながります。
・アフターケアの充実さ
ほくろ除去後は赤みやかさぶたなどの症状が出ることがあります。万が一のトラブル時にも対応してくれるアフターケア体制が整ったクリニックを選びましょう。再診料が無料だったり、LINE相談ができるところも安心材料になります。傷跡をきれいに治すためのケアや薬の処方も重要なポイントです。アフターケアまで含めたサポート体制を事前に確認しておきましょう。
・予算に見合う施術料金か
ほくろ除去はクリニックによって料金設定が異なります。安すぎる場合は施術内容やサポート体制に不安が残ることもあります。反対に高額すぎる場合は費用対効果を考えて慎重に検討しましょう。カウンセリング時に見積もりを確認し、追加費用がないかもチェックが必要です。予算と希望する施術内容のバランスを見て選ぶのがポイントです。
・口コミや評判が良いか
実際に施術を受けた人の口コミや評判もクリニック選びの参考になります。公式サイトだけでなく、SNSや口コミサイトもチェックしてみましょう。特にスタッフや医師の対応、仕上がりに関する評価は重要です。悪い口コミが極端に多い場合は慎重に判断する必要があります。口コミ情報を活用して、信頼できるクリニック選びにつなげましょう。
ほくろ除去施術のながれ
ほくろ除去は、施術前の相談から施術後のケアまで、一つひとつの工程が大切です。それぞれのステップで注意点や流れを理解しておくことで、安心して施術を受けられます。ここでは一般的なほくろ除去施術のながれを、順を追って詳しく解説します。
STEP1:カウンセリング
術前に医師とじっくり相談し、ほくろの状態や大きさを確認します。施術方法や費用、リスクについても詳しく説明を受けます。希望や不安があれば、このタイミングでしっかり伝えましょう。納得した上で施術を進めることが、満足度につながります。
STEP2:麻酔
施術前に、痛みを軽減するため麻酔を行います。主に局所麻酔が使われ、短時間で効果が現れるのが特徴です。麻酔の量や方法は施術内容やほくろの大きさによって異なります。不安がある場合は、事前に医師へ相談しておくと安心です。
STEP3:施術
麻酔が効いた後、選択した方法でほくろ除去を行います。レーザー・電気メス・切除など、症状に合わせた施術が行われます。施術時間は数分〜30分程度と比較的短時間です。痛みや出血は抑えられるよう配慮されます。
STEP4:アフターケア
施術後は患部の保護や軟膏の塗布など、適切なケアが必要です。 ダウンタイム中の注意点や自宅でのケア方法も説明されます。 経過観察や再診が必要な場合は、定期的にクリニックを受診します。 傷跡や色素沈着を防ぐため、紫外線対策も重要です。
ほくろ除去に関するよくある疑問を解決
ほくろ除去については、多くの方が施術前に不安や疑問を感じるものです。見た目や健康面、費用やダウンタイムなど、気になるポイントは人それぞれ異なります。ここでは、特に多く寄せられる質問についてわかりやすく解説します。
ほくろは取るべきですか?
ほくろを取るべきかは、大きさや形、色の変化などにより判断されます。見た目が気になる場合や、悪性の疑いがある場合は除去を検討しましょう。美容目的での除去は自由診療となりますが、健康上の理由なら保険適用となることもあります。気になる場合は自己判断せず、専門医に相談することが大切です。まずはカウンセリングで状態を確認してもらいましょう。
ほくろ除去の後は残る?
施術方法やほくろの大きさによっては、傷跡や色素沈着が残る場合があります。レーザー治療は比較的傷跡が目立ちにくいですが、外科的切除では縫合跡が残ることもあります。適切なアフターケアを行うことで、目立ちにくくなるケースも多いです。完全に跡を消すのは難しいため、事前にリスクを理解しておきましょう。医師にダウンタイムや仕上がりについても確認しておくと安心です。
ほくろ除去にはいくらくらいかかる?
ほくろ除去の料金は施術方法やクリニックによって異なります。レーザー治療なら1回5,000円〜20,000円程度、外科的切除の場合は8,000円〜50,000円ほどが目安です。大きさや個数によっても費用は変動します。
施術 | 相場 |
---|---|
レーザー治療 | 約5,000〜20,000円 |
電気メス(電気分解法) | 約5,000〜30,000円 |
切開法 | 約8,000〜50,000円 |
保険適用の場合 | 約2,000円〜 |
保険適用か自由診療かによっても金額が大きく異なるため、事前に確認しましょう。カウンセリング時に見積もりを出してもらうと安心です。
ほくろ除去は痛い?
ほくろ除去は基本的に麻酔を使用するため、施術中の痛みはほとんどありません。感じ方には個人差がありますが、レーザー治療では軽い刺激や熱感を感じる程度とされています。電気メスや外科的切除の場合は術後に鈍い痛みや違和感が出ることがありますが、痛み止めが処方されるケースが一般的です。痛みに敏感な方は事前に医師へ相談することをおすすめします。施術後も無理をせず、安静に過ごすことが大切です。
悪性のほくろの特徴は?
悪性のほくろ(悪性黒色腫)は、不規則な形や急激な大きさの変化が特徴です。色がまだらで濃淡がある、境界線がぼやけている、出血やかさぶたができる場合も要注意です。自己判断せず、少しでも不安を感じたら皮膚科専門医に診てもらいましょう。特に短期間で変化する場合は早めの受診が必要です。定期的なセルフチェックも心がけてください。
ほくろ除去後、メイクはいつからできる?
ほくろ除去後のメイク再開時期は施術方法によって異なります。レーザー治療の場合は数日後から、外科的切除の場合は抜糸後(1週間〜10日後)を目安にしてください。患部が完全にふさがるまでは、刺激を避けることが大切です。医師の指示に従い、必要であれば専用のテープや保護材を使いましょう。無理にメイクをすると色素沈着や炎症の原因になるため注意が必要です。
まとめ
ほくろ除去は、皮膚科や美容皮膚科・形成外科で受けることができます。美容目的の場合は自由診療となり、クリニックによって施術方法や料金が異なります。クリニック選びでは、医師の経験や症例実績、カウンセリングの丁寧さも重要なポイントです。記事内で紹介した7つのクリニックは、評判や実績、施術内容などを総合的に比較しています。自分の症状や目的に合わせたクリニックを選び、後悔のないほくろ除去を受けましょう。