軟骨のピアス穴が腫れて痛い、通りずらい。どうしたら?
軟骨にピアス穴をせっかく開けたのに、腫れて痛いだなんて悲しいですよね。ピアス穴を開けた後に炎症などのトラブルに遭う方は多いですが、特に軟骨はトラブルが起こりやすい部位です。原因と対処方法を解説します。ピアスライフを楽しみたい方、ぜひご覧ください。
軟骨ピアスホールが痛くなってしまう原因
「軟骨に開けたピアスホール、痛いし腫れてる・・・?」
耳の軟骨へのピアッシングは多くおこなわれていますが、腫れ(炎症)が起きてしまい時にはひどい痛みが起こる場合もあります。軟骨ピアッシングは文字通り骨に穴をあけるため、耳たぶよりも炎症反応が起きやすい面があります。医療機関で適切な処置を受けましょう。
軟骨ピアス穴が腫れ・炎症を起こす主な原因3つ
- 細菌の侵入による感染の場合。本来耳は細菌感染を起こしにくいと言われますが、何らかの原因で細菌が侵入した場合に起こります。この場合には抗菌薬の内服と塗布をして改善を図ります。
- 金属アレルギーによる炎症反応による場合。ピアスの場合、ピアス自体の金属に炎症反応を起こす場合があります。ピアッシング専用のピアスをお勧め致します。
- ピアス自体の異物性による肉芽組織の形成が原因の場合。良くあるケースとして、ピアッシング専用のピアスを使用せずに炎症を起こすことが多いです。肉芽腫は時間の経過とともに徐々に大きくなることが多いです。
ファーストピアスを外すのが早すぎた、衣服へひっかけてしまい刺激を与えてしまった等様々な要因がきっかけになります。これらのトラブルは耳軟骨以外の部位のピアッシングでも起こることがあります。
すぐに病院へ行けないときは
夜中に激しい痛みに襲われたり、すぐに病院で診察を受けられない場合もあるでしょう。そのような時はピアス穴を氷や凍らせた保冷剤をガーゼやタオル(いずれも清潔なもの)で冷やすと多少和らぐ可能性があります。腫れや炎症のあるピアス穴はなるべく触らないようにしましょう。
ピアッシングは医療行為です
耳軟骨のピアスを含め、ピアッシングは医療行為です。腫れ、化膿や金属アレルギー等を防ぐためにも、医療機関で適切に行いましょう。また、トラブルが起きたらすぐに処置を受けましょう。ドクターミナガワ渋谷整形では耳たぶだけではなく、耳軟骨や舌、へそといったボディピアスのピアッシングやトラブル時の診察に対応しております。ご不明点はお気軽にお問い合わせください。
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